859: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/08(日) 00:07:09.49 ID:W+T1XeMX0
京介「何って。 言う事聞かないお前に手錠を掛けたんだよ」
桐乃「あんた後で覚えとけ! マジで許さないから!!」
いきなりのことに、桐乃はかなり慌てている様子。
860: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/08(日) 00:07:43.02 ID:W+T1XeMX0
桐乃「……な、なにしようってワケ?」
……やべえ! 超可愛いこいつ! 今すぐにでも「ごめんな」って言ってやりてえ!
でも、でも我慢だ京介。 ここは抑えなければならない。 桐乃の願いを果たす為にも!
861: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/08(日) 00:08:14.00 ID:W+T1XeMX0
桐乃「へ、変態シスコン兄貴のことだから……ヘンなこと」
顔を逸らしながら、ぼそぼそ呟く。
京介「分かってるじゃねえかよ。 ほら、顔こっち向けろ」
862: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/08(日) 00:09:12.43 ID:W+T1XeMX0
桐乃「や、ヤダ……」
言いつつも、素直に顔を俺の方へ桐乃は向ける。 俺が手伝ったのは軽く顔に触れるくらいで、殆ど自主的に桐乃は俺の方を向いた様だ。
京介「……」
863: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/08(日) 00:09:41.95 ID:W+T1XeMX0
桐乃「……っ!」
俺の顔がすぐ近くにあったのに驚き、桐乃は顔を逸らそうとする。
が、俺が顔を抑えていたのもあり、思うように逃げられない。
864: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/08(日) 00:10:12.59 ID:W+T1XeMX0
桐乃「ちょ……!」
京介「ん? なんだ? どうした?」
桐乃「……ふ、フツー今のって」
865: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/08(日) 00:10:44.34 ID:W+T1XeMX0
京介「なあ、桐乃」
京介「……昔、お前が俺に言った様に聞くぜ。 お前、どうして欲しい?」
桐乃「……ま、マジ許さない」
866: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/08(日) 00:11:45.07 ID:W+T1XeMX0
あーやべえ! マジ可愛いって! お前その可愛さは反則だっての! 写真撮りてえ! アルバムに飾りてえ! 抱き締めたい!
……落ち着け、落ち着け俺。 今それをやったら全てばれる可能性がある。 ここは慎重に、平静を装って。
ちなみに俺が言っている台詞。 黒猫に手伝って貰ったのは導入部分だけで、後は殆どアドリブである。
867: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/08(日) 00:13:33.74 ID:W+T1XeMX0
俺の言葉を聞くと、桐乃は少し泣きそうになりながらも、言った。
桐乃「キスして欲しいって言ってんの!」
京介「はは、最初から言えっての」
868: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/09/08(日) 00:23:02.46 ID:W+T1XeMX0
桐乃「……だ、ダメっ! ちょっと……!」
途切れ途切れで、桐乃は言う。
京介「の割には嬉しそうな顔してんぞ」
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