過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「その2だね」
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925: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2013/12/19(木) 02:40:54.72 ID:R1E93cZx0


由比ヶ浜「え、どういうことなの、ゆきのん?」

雪ノ下「……恐らく、比企谷くんがプロデューサーである事を公表する、という事なのでしょう?」

八幡「ああ」



俺が頷いてみせると、由比ヶ浜もやっと察したように表情を曇らせる。しかしこの場で奈緒だけは、俺の意図に気がついていないようだった。



奈緒「? どういう事だよ。比企谷がプロデューサーだってバラすのが関係あんのか?」

八幡「そういや、お前は知らなかったんだったな」



あの文化祭の時の出来事。相模を引きずり出す為に俺がやった事を、奈緒が偶然か知らないでいた。



八幡「俺がぼっちなのは知ってるだろうが、その上ここ最近じゃ何かと評判も悪いんだよ俺は」

雪ノ下「そうやって自分に悪意を集めて、状況を緩和させようと? そんなの無理に決まっているわ」



俺の態度が気に入らないのか、真っ向から反対意見をぶつけてくる雪ノ下。



八幡「そうでもねぇよ。俺が無理矢理アイドルをこき使ってるクズプロデューサーだという事実を公表すりゃ、俺に対する悪評と一緒に、アイドルたちへの対応も少しは変わるだろ」



そんな境遇にありながら、懸命に活動を行うアイドルたち。
その肩書きだけで、評価はガラリと変わるものだ。その感情が同情に近いものだというのが、皮肉なものだがな。



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