過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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185:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/31(土) 20:35:19.54 ID:V5jBt9NRo

「……」

 見れば、シィタ派も、眠っていたはずの部長も、驚いた顔で後輩の様子を見ていた。
 視線に怖気づくこともなく、後輩はノートに目を通し続ける。

「……どうしたの?」

 俺が後輩にそう訊ねたのは、だいたい十五秒くらい経ってからだった。

「……」

 後輩は返事をくれなかった。

 助けを求めてほかの部員たちに視線をやる。

 わたしは寝ています、という態度(部長)。

 対処法を持ち合わせていない、という目(シィタ派)

 これが異常事態なのかどうか察しかねる、という顔(編入生)。

「つづき」

 と、不意に彼女は口を開いた。

「つづき、まだですか」




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