過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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2013/09/01(日) 18:21:36.20 ID:p3hev/QMo
俺は無性にやりきれない気持ちになってふたりに懇願した。
「頼むから手伝わせてくれ!」
以下略
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2013/09/01(日) 18:22:16.38 ID:p3hev/QMo
「あの、お兄ちゃん?」
「なに?」
以下略
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2013/09/01(日) 18:22:42.53 ID:p3hev/QMo
それは難しい質問だった。すぐには答えられそうになかった。
(どうして?)と俺は自分に訊いてみた。
(さあ?)と俺は答えた。相応しい答えが思い浮かばなかった。
以下略
200
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2013/09/01(日) 18:23:22.19 ID:p3hev/QMo
◇
文章を書くことは自己表現の手段ではない。
ましてや他者への奉仕の手段でもない。自分を楽しませるための手段でもない。
以下略
201
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2013/09/01(日) 18:23:52.71 ID:p3hev/QMo
◇
そもそも俺はどうして文章なんて書き始めたんだろう。
何度も思い出そうとしたのだけれど、どうしてもわからなかった。
以下略
202
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2013/09/01(日) 18:24:19.45 ID:p3hev/QMo
……何かしらの理由。
書こう、と俺は思ったのだ。
書きたい、ではない。書かなくては、と思ったはずなのだ。
以下略
203
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2013/09/01(日) 18:24:47.08 ID:p3hev/QMo
他に何があっただろう? もっとたくさんのことがあったような気がする。
でも思い出せなかった。たぶんそんなところだ。
何があったのか? 走れなくなった。人がいなくなった。猫が死んだり人が死んだりした。
以下略
204
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2013/09/01(日) 18:26:07.77 ID:p3hev/QMo
◇
目が覚めたのは夜中の三時頃だった。
電気をつけっぱなしのまま、うたた寝してしまったらしい。
以下略
205
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2013/09/01(日) 18:26:57.63 ID:p3hev/QMo
「いや。おやすみ」
「……おやすみ」
以下略
206
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2013/09/01(日) 18:27:23.24 ID:p3hev/QMo
つづく
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