過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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306:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/09(月) 17:08:09.93 ID:/T6oPI9Oo
 
「持ち主は主人公に泣いて謝るわけ。ごめんなさいごめんなさいって。
 もともとリーダー格にひっついてる腰巾着みたいな子だったんだな」

「だったら手帳に実名で悪口書くなよ」

 俺がそう言うと、シィタ派はちょっと考え込んだ。

「いつもは持ち歩いてないんだよ。鞄の底に入れてたんだけど、他の物を出す時に落としちゃったんだな。
 それをとっさにポケットにしまってたら、まあトイレの帰りにでも廊下に落としたんだろう」
 
 迂闊な話だ。油断と偶然が人一人を窮地に追い込むわけか。

「馬鹿げた話だ」と俺は半分本気で怒りながら呟いた。シィタ派はちょっと笑った。

「まあ、たしかに」

「で、続きは?」

「どうなるんだろう?」

「……オチ決めないで書き始めたの?」



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