過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
1- 20
512:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/26(木) 19:37:07.08 ID:TcbpP0uzo

「あの、よく分からないけど、今俺、傷ついていいところだよね?」

「はい。でも、せんぱいは傷つきませんよね?」

「……俺のことを知ってるみたいなこと言うね」

「知っていましたから」

「……」

「わたしとせんぱい、中学一緒でしたよ。知ってました?」

「……ああ、うん」

 知ったのはつい最近だけど。後輩は少し意外そうな顔になった。

「知ってたんですか。てっきり、覚えてないものだと思ってました」

 俺は何も言わずにおいた。どっちにしたって、ひとまず話が終わるのを待つしかなかった。

「正直、せんぱいのこと、あんまり好きじゃなかったです。部活だってやる気があるようには見えなかったし。
 それに、なんだか暗くて、話してると妙に緊張しましたし」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
642Res/457.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice