過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/23(金) 17:52:39.00 ID:d8131qjCo

「……何の話?」
 
 と彼女は怪訝そうに眉をひそめる。

「いや、なんでそう思った?」

「べつに。なんとなく」

「俺が書いてたこと、知ってたの?」

「そりゃ、そうだよ」

 彼女が当たり前みたいな顔で頷くのと同時、ひときわ強い風が吹き抜けて、制服がばたばたと音を立てた。
 まだ残暑がきついとはいえ、夕方の屋上に夏服でいるとなると、さすがに肌寒い。

「で、書かないんだ?」

 どう答えるべきなのか、一瞬、戸惑ってしまった。



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