過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
1- 20
72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:11:44.36 ID:XldP9H58o

「で、俺のどこが、女に縁があるって?」

 妹を含んでも、普段話をする相手が三人しかいない。 
 ……本当は四人か。まあ、あれは別枠だろう。
以下略



73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:12:26.72 ID:XldP9H58o

「そういえばさ、文芸部の部長って名前なんていうの?」

 ビィ派の質問のあと、十秒ほど沈黙が続いた。

以下略



74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:14:07.84 ID:XldP9H58o

 ビィ派はちょっと慌てた様子で、俺を問い詰めはじめた。

「制服のネームとかで見たりしなかったのか?」

以下略



75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:15:26.59 ID:XldP9H58o

 また咳が出た。そう言われてみれば、実は目の前の二人の下の名前も思い出せない。
 今言ったらまず間違いなく波紋を呼びそうなので、あとで確認しておこう。
 
 ビィ派はなにやら考え込んでしまった。
以下略



76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:16:06.96 ID:XldP9H58o

「軽蔑した?」

 シィタ派が思ったより深刻そうな態度だったので、そんなことを聞いてしまった。
 普段だったら、こういう言い方はあんまりしたくないのだけれど。
以下略



77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:16:39.26 ID:XldP9H58o

「……思うにさ」

 それまで黙っていたビィ派が、神妙そうな顔つきで口を開いた。
 
以下略



78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:18:05.59 ID:XldP9H58o

「とは言っても、この時期に名前すら覚えてないっていうのはさ」

 自分が悪いんだろうとなんとなく感じつつも、そこまで言われると俺もなんだか頭にきて、

以下略



79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:18:40.39 ID:XldP9H58o



 放課後、部室に向かったが、まだ誰も来ていなかった。
 溜め息をついてパイプ椅子に座り、鞄を床に置く。
以下略



80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:19:26.03 ID:XldP9H58o

「や。早いね。みんなは?」

「さあ? まだ来てませんよ」

以下略



81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:20:30.26 ID:XldP9H58o

「構えすぎてるんじゃない?」

「じゃあ、尚更息抜きにほろにが系ポエムでも」

以下略



642Res/457.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice