過去ログ - 日下部若葉「若葉おねえさんにお任せなの」
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2013/08/25(日) 15:03:10.64 ID:HxAfDMMz0
「あ、待ってーよ! 若葉ちゃん……今日のオーディションは素晴らしかった。だけど、まだ足りんもんがある……それ、知りとうない?」
「い、いや……その……私としては、やれるだけのことはやったので……後は天命を待つといいますか……」
以下略
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2013/08/25(日) 15:07:29.07 ID:HxAfDMMz0
「なんや……ワレ、今大事なお話し中や。ちょっと黙ってんか?」
「申し遅れました、私、彼女のプロデューサーの……」
以下略
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2013/08/25(日) 15:11:13.50 ID:HxAfDMMz0
「別件の仕事が終わったので、そのついでに視察に来たのです。それで……ウチの2人が、何か問題でも?」
「え……あ……」
以下略
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2013/08/25(日) 15:14:49.93 ID:HxAfDMMz0
その後、話はすぐに終わった。
私達の訴えは受け入れられ、あの大男の面接官はなんらかの処分を受けることになるようだ。
「さて、改めて正式の抗議文章を送らねばなりませんね。それはともかく、日下部さんに被害がなくてなによりです」
以下略
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2013/08/25(日) 15:18:24.09 ID:HxAfDMMz0
さっきの謝罪の言葉以来、彼は言葉を発さない。
ベンチに腰掛けたまま、再び顔を俯けている。
私は、彼の隣りに腰かけた。一瞬、彼の顔がこっちを向いたが、すぐにまた俯いてしまった。
以下略
47
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2013/08/25(日) 15:21:26.11 ID:HxAfDMMz0
相変わらず、私の心に燃え上がるような感覚はない。
ただ、身体の芯からぽかぽかと温まる様な……それでいて、鼻の奥がツンとする様な。
柔らかくて、少しせつない気持ちが、私の中に広がっていった。
以下略
48
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2013/08/25(日) 15:24:28.13 ID:HxAfDMMz0
彼のもう片方の目からも涙が流れ、彼は眼を閉じ、再び俯こうとする。
「待って。目を、逸らさないで」
以下略
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2013/08/25(日) 15:26:53.33 ID:HxAfDMMz0
ゴメン、今回ここまでです。
若葉さんも自分の気持ちに気付き、Pも告白して、晴れて両想い、めでたしめでたし……とはならず、まだ続きます。ご了承ください。
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2013/08/25(日) 15:31:11.78 ID:HxAfDMMz0
>>23
にて誤字発見。一応修正しときます……。
×「……仁奈ちゃん、古い映画を知ってるのねぇ……お父様の趣味化しら?」
以下略
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[sage]
2013/08/25(日) 22:18:59.10 ID:HxAfDMMz0
ここからPの回想に入ります。
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[saga]
2013/08/25(日) 22:20:13.90 ID:HxAfDMMz0
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