過去ログ - 日下部若葉「若葉おねえさんにお任せなの」
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2013/08/25(日) 15:21:26.11 ID:HxAfDMMz0
相変わらず、私の心に燃え上がるような感覚はない。
ただ、身体の芯からぽかぽかと温まる様な……それでいて、鼻の奥がツンとする様な。
柔らかくて、少しせつない気持ちが、私の中に広がっていった。
以下略
48
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2013/08/25(日) 15:24:28.13 ID:HxAfDMMz0
彼のもう片方の目からも涙が流れ、彼は眼を閉じ、再び俯こうとする。
「待って。目を、逸らさないで」
以下略
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[sage]
2013/08/25(日) 15:26:53.33 ID:HxAfDMMz0
ゴメン、今回ここまでです。
若葉さんも自分の気持ちに気付き、Pも告白して、晴れて両想い、めでたしめでたし……とはならず、まだ続きます。ご了承ください。
50
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[sage]
2013/08/25(日) 15:31:11.78 ID:HxAfDMMz0
>>23
にて誤字発見。一応修正しときます……。
×「……仁奈ちゃん、古い映画を知ってるのねぇ……お父様の趣味化しら?」
以下略
51
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2013/08/25(日) 22:18:59.10 ID:HxAfDMMz0
ここからPの回想に入ります。
52
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[saga]
2013/08/25(日) 22:20:13.90 ID:HxAfDMMz0
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以下略
53
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2013/08/25(日) 22:22:06.80 ID:HxAfDMMz0
小学校時代の俺は、身長が小さいほうで、非力だった。
そのくせ無駄に強がろうとするから、ケンカになることも多かった。
体格差による力量差はどうしようもなく、俺は一方的にやられることがほとんどだった。
以下略
54
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2013/08/25(日) 22:25:15.59 ID:HxAfDMMz0
学年が上がっていき、上級生にもなれば男女混じって遊ぶようなことも少なくなる。
若葉姉さんも、中学受験を控え塾に通い始め……俺も彼女とは、少し疎遠になっていた。
同時に、子供なりに落ち着いてくるもので、俺もケンカする様な事態もなくなり、涙を流すようなこともなくなってきた。
以下略
55
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2013/08/25(日) 22:26:21.75 ID:HxAfDMMz0
おかしい。絶対、妹は俺より先に家に帰っているはず。
加えて、気が弱くてまじめな子だ。どこかで遊び歩いているなんて考えられない。
妹が……いなくなっちゃう。
以下略
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2013/08/25(日) 22:27:46.88 ID:HxAfDMMz0
辺りがすっかり暗くなり、俺は愚図りながら彷徨っていた。
通学路沿いはほとんど探した……妹の知っているお店も探した。
でも、どこにもいない……俺はすっかり途方に暮れていた。
以下略
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2013/08/25(日) 22:29:50.07 ID:HxAfDMMz0
なんとか、妹が帰ってこないことを若葉姉さんに説明すると、彼女は俺を連れて自身が通っている塾に戻った。
彼女を担当している講師が病欠らしく、家にそのまま引き返そうとした所に、俺と出くわしたらしい。
冬の夜の中走りまわって、すっかり凍えていた俺に代わって、若葉姉さんが事情を説明してくれた。
以下略
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