過去ログ - 日下部若葉「若葉おねえさんにお任せなの」
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[sage]
2013/08/25(日) 15:31:11.78 ID:HxAfDMMz0
>>23
にて誤字発見。一応修正しときます……。
×「……仁奈ちゃん、古い映画を知ってるのねぇ……お父様の趣味化しら?」
以下略
51
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[sage]
2013/08/25(日) 22:18:59.10 ID:HxAfDMMz0
ここからPの回想に入ります。
52
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[saga]
2013/08/25(日) 22:20:13.90 ID:HxAfDMMz0
――――――――――――――
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以下略
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2013/08/25(日) 22:22:06.80 ID:HxAfDMMz0
小学校時代の俺は、身長が小さいほうで、非力だった。
そのくせ無駄に強がろうとするから、ケンカになることも多かった。
体格差による力量差はどうしようもなく、俺は一方的にやられることがほとんどだった。
以下略
54
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2013/08/25(日) 22:25:15.59 ID:HxAfDMMz0
学年が上がっていき、上級生にもなれば男女混じって遊ぶようなことも少なくなる。
若葉姉さんも、中学受験を控え塾に通い始め……俺も彼女とは、少し疎遠になっていた。
同時に、子供なりに落ち着いてくるもので、俺もケンカする様な事態もなくなり、涙を流すようなこともなくなってきた。
以下略
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2013/08/25(日) 22:26:21.75 ID:HxAfDMMz0
おかしい。絶対、妹は俺より先に家に帰っているはず。
加えて、気が弱くてまじめな子だ。どこかで遊び歩いているなんて考えられない。
妹が……いなくなっちゃう。
以下略
56
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2013/08/25(日) 22:27:46.88 ID:HxAfDMMz0
辺りがすっかり暗くなり、俺は愚図りながら彷徨っていた。
通学路沿いはほとんど探した……妹の知っているお店も探した。
でも、どこにもいない……俺はすっかり途方に暮れていた。
以下略
57
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2013/08/25(日) 22:29:50.07 ID:HxAfDMMz0
なんとか、妹が帰ってこないことを若葉姉さんに説明すると、彼女は俺を連れて自身が通っている塾に戻った。
彼女を担当している講師が病欠らしく、家にそのまま引き返そうとした所に、俺と出くわしたらしい。
冬の夜の中走りまわって、すっかり凍えていた俺に代わって、若葉姉さんが事情を説明してくれた。
以下略
58
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2013/08/25(日) 22:33:41.24 ID:HxAfDMMz0
暖かいコーンポタージュを、3人で言葉もなく飲みあう。
若葉姉さんは僕のそばで、缶の飲み口にふぅふぅと息を吹きかけて覚ましながらそれを飲んでいた。
女の子の方が成長が早く訪れる時期だったのも、関係しているのだろうけど。
以下略
59
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2013/08/25(日) 22:37:13.42 ID:HxAfDMMz0
その春の事だ……父が、失踪した。
「もう、わたしたちの面倒をみるのが嫌になった……俺は新しい愛を見つけた……だとさ……」
以下略
60
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[sage]
2013/08/25(日) 22:38:21.41 ID:HxAfDMMz0
(毎回短くて)すまんな。次回もまだ、Pの回想が続きます。
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