過去ログ - 食蜂「好きって言わせてみせるわぁ」 その3
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356:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/27(金) 01:19:21.15 ID:wmsLYaSN0
「うぅ、おぇ……」

「結標ェ。そのザマで、よく前回自分も行くとか抜かせたもンだなァ?」

「ひ、開けた場所ではもう大分平気なのよ。屋内とか、狭い場所での座標移動が――血の臭いもひどいし、うっぷ」

「以前の事故のトラウマってやつか、みっともねェ。俺を殺せる数少ない人材のクセに」

「俺とか言っちゃだめでしょ? 今のあなたはカワイイ女の子、……鈴科百合子ちゃんなんだから」

「……テメェは、しまいには本気でぶちコロすぞ? つうかなンだァその芋臭い名前ェ」

「そんな可愛い顔で凄まれても全く怖くないし。あ、名前は土御門が勝手につけたみたいよ」

「……あのヤロ。やっぱり帰ったらぶっ殺す」

歯を軋ませる一方通行を横目に、ようやく吐き気が落ち着いて来たのか、結標がふらつきながらも膝をゆっくりと伸ばす。

「ていうかね、私があなたをって、そんな簡単に言わないでくれる? 瞬間移動も含めて全部反射しちゃうってのに」

「いやァ、不意をつけばあっさりと片がつくだろォ?」

「ど、どうやってよ」


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