過去ログ - ザンネンな一夏「俺は織斑一夏。趣味は――――――」
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167: ◆vc6TpLHdOs[saga]
2013/09/06(金) 17:29:26.18 ID:kksmQpny0

医師「彼を見ているとな、彼が社会奉仕ロボットにしか見えなくてな…………」

シャル「そ、それは…………」

医師「……わかっている。それは一夏くんの優しさと行動力がなせる素晴らしいものだと」

医師「しかし、人の世は無情だ。良い人間ほど早く死んでいって、憎まれっ子ほど世に憚るものだ」

医師「彼は能力はあっても自分で使おうとはしない。自分で自分の許可が取れないのだ」

医師「だから、彼は他人に使われるしかなくなる。それが存在意義なのだと言い聞かせてな」

シャル「僕にも経験があります。他の生き方を知らなかったから、シャルル・デュノアを名乗って人を欺き続けた…………」

シャル「でも、僕を僕に帰してくれたのは一夏なんです!」

シャル「僕はそんな一夏のことが好きだから、何とかしてあげたいんです……!」

医師「その気持ちに嘘偽りがないなら、やってみせることだ」

医師「――――――私は医者だ」

医師「医者としてのベストは尽くせるが、それ以外のことはできん」

医師「大切に思うのと、大切にするというのは、似ているようで違う」

医師「どうあるべきか、どうするべきか、きみの立場でできる最善の道を探っていって欲しい」

シャル「はい!」







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