過去ログ - ザンネンな一夏「俺は織斑一夏。趣味は――――――」
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◆vc6TpLHdOs
[saga]
2013/09/06(金) 18:32:46.96 ID:kksmQpny0
技師「で、話を続けてくれ。今回の作戦で、『紅椿』がどう役に立つのかね?」
束「はい、チーフ! つまりねつまりね、『紅椿』をスピード特化にすることで、超音速飛行を実現させて、」
束「いっくんの『白式』を消耗させることなく、『零落白夜』をフルに使えるように作戦を遂行させることができるってことなのだ〜」
セシリア「そ、そんな……私の『ストライク・ガンナー』の出番が……」
束「よかったね、箒ちゃん! これでいっくんと肩を並べることができるよ!」
箒「ね、姉さん…………」
一夏【黒般若】「というわけで、いいでしょう」
一夏【黒般若】「箒の『紅椿』で俺を送って、俺が『銀の福音』を撃破する。他のメンバーは待機ってことで……」ピッピピピ
千冬「待て、織斑! まだ結論は――――――」
セシリア「そ、そんな一夏さん!」
一夏【黒般若】「他に代案がないのなら、ここまでだ」
一夏【黒般若】「行こう、箒、束さん。一刻の猶予もない」
箒「一夏! どうしたというのだ!? いつものお前らしくないぞ!?」
鈴「ちょっと一夏! そんな言い方はないんじゃない!」
一夏【黒般若】「……気に障ったなら、後で謝る」
一夏【黒般若】「だがこれは、『白騎士事件』に匹敵する歴史の転換点になる事件だ」
一夏【黒般若】「失敗すれば、お前たちはそれぞれの国家の尖兵として互いを殺しあうことになるぞ」
一同「――――――っ!?」
一夏【黒般若】「嘘と欺瞞に満ちた、今の情勢が大きく変わり得る」
一夏【黒般若】「俺は世界がどうなろうと知ったことではない。アラスカ条約を利用して互いを貪り食おうとする世界なんか、自らのハラワタを食い破って滅びればいい」
シャル「本当にどうしたの、一夏……?(み、見下されている、ように感じる。あの面の傾け方……)」
ラウラ「そ、そうだぞ、嫁!? 嫁はそんな顔はしないし、そんなことを言うなんて――――――」
束「いっくんいっくん! さあ、行こう」
一夏【黒般若】「はい。箒も早く……」
箒「あ、ああ…………」
一同「」ポカーン
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