43: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/10/03(木) 02:03:42.31 ID:6BjhWw3Q0
華菜「キャプテンから見て私たちってどう見えますか」
美穂子「どうって言われても、とっても頑張っていると思うわ」
華菜「頑張っているですか……それって、まだまだってことですよね」
44: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/10/03(木) 02:59:23.18 ID:6BjhWw3Q0
約束通り華菜とは途中で別れ、私は今一人で家路につこうとしています。
美穂子(今日は少し家に帰るのが遅くなりそうだわ。いつの間にか……こんなに日も長くなって、大会まで残り一ヶ月)
45: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/10/15(火) 01:49:35.24 ID:srT4PJJV0
最終章
〜清澄編〜
46: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/10/15(火) 02:10:30.43 ID:srT4PJJV0
和「麻雀部にはもう慣れましたか 咲さん」
咲「うん。最初はどうなるか心配だったけど先輩は優しいし、自分のペースでやれそう」
咲「それに……優希ちゃんと和ちゃんが隣にいてくれるからすっごく助かってるよ」ボソッ
47: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/10/15(火) 02:28:08.98 ID:srT4PJJV0
和「それはそうと咲さん!」
咲「何かな、和ちゃん」
和「昨日またプラマイゼロにしましたね。これで何度目ですか? まったく」ムスー
48: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/10/15(火) 03:08:27.89 ID:srT4PJJV0
宮永咲
清澄高校一年生、白糸台高校三年宮永照の妹
姉から教わった領上開花と麻雀で言う所のプラマイゼロを得意とする打ち手
中学時代の公式記録はないがその腕はミドルチャンピオン原村和の折り紙つきである。
49: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/10/16(水) 03:29:56.12 ID:E4c6pW4s0
照がいつもの場所に着くとそこには人が居る気配がしない
でもそれは時々あることで近くにいるはずだと照は楽観視していた。
何故かと問われればミナモは足が不自由で、移動するときはもっぱら車椅子を使っているのでそう遠くには行けないし咲もそのあたりは心得ている
50: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/10/16(水) 03:55:04.67 ID:E4c6pW4s0
ミナモ「照姉に伝えなくても大丈夫かな 咲ちゃん」カラカラ
咲「平気だよ だってお姉ちゃんだもん」
咲(そう、お姉ちゃんだったらきっと覚えているもん)
51: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/10/16(水) 04:34:19.02 ID:E4c6pW4s0
ミナモ「咲ちゃん、ちょっと手を貸して」ヨイショ
咲「どうしたの? 車椅子から降りるならもっと安全な場所の方が……」
ミナモ「もっと近くで湖面を見たいなーって、危ないかな」
52: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/10/19(土) 03:51:49.13 ID:lLwvTnmY0
咲(思ったより、深い!? 早くミナモを助けないと間に合わなくなっちゃう)
咲(確かこの辺だと思うんだけど……全然見つかならない)
咲「ゴボゴボ(どこに居るの ミナモー)」
53: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/10/19(土) 04:36:27.57 ID:lLwvTnmY0
ミナモ(もう迷わない。唯一心残りだったら照お姉ちゃんに挨拶もできたし、これでもう思い残すことはないよね)
照(……)
ミナモ『ほらね、所詮私の頭のなかで作り上げられた会話なんだからもう続きなんてないよ』
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