過去ログ - 吸血少女と待つ夜明け
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124:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/31(土) 05:22:09.42 ID:EaOumZa8o

 僕の身体の震えがおさまって落ちついてから。
 僕は彼女に一つの提案をした。
 彼女はそれを黙って聞いていた。

 聞き終わった後も彼女は黙って考え続けていた。
 僕は急かすようなことはせず、ただ、全てを彼女の判断に任せた。
 短くない時間の後、彼女は僕の提案を呑んだ。

 僕は彼女を抱きしめた。
 彼女も僕を抱きしめた。



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