過去ログ - 吸血少女と待つ夜明け
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/25(日) 14:09:08.85 ID:H5xsxe7ro

 白状するのはとんでもなく嫌だけど、僕は女の子に触れたことがない。
 いや、あるにはあるか。幼稚園だか小学校だかの催し物で手をつないだことぐらいなら。
 それ以外はない。自信を持って皆無と言える。
 とても悲しい自信だけれど、それが事実だ。

 彼女の腕や脚など露出した肌を思い出す。
 とても白くて綺麗だった。
 触れたらひんやりしているのだろうか。それともしっとりと温かいのだろうか。
 鼓動はさらに大きくなった。もうすぐどちらなのか分かるのかもしれない。

 と。シャワーの音がぴたりと止まった。
 それを合図にしたように、途端に僕は怖くなった。興奮からいきなり目が覚めた。
 血の気がさっと引いていく。

 これはもしかすると、いやもしかしなくても買春とかそんな感じじゃないのか。
 一夜のアバンチュール?
 僕を見てそんなこと考える女性がいるはずない。これも悲しい自信。



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