過去ログ - 仁奈「もう夏が終わりやがります」
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1: ◆62IWBozqOg[saga]
2013/08/27(火) 06:34:15.71 ID:wEdUpWxq0
※モバマスSSです
モバP「あっづい…」
夏です。だいたい夏の終わりごろです
容赦なく照りつける太陽、火傷しそうなくらい熱いアスファルト、どこからともなく聞こえるセミの声、もう暦的には夏が終わるのにこれらの勢いが収まる様子が感じられません
滝のように汗を流す彼にあまり汗をかいていない羊のキグルミを着た少女が心配そうにしています
仁奈「だいじょうぶでごぜーますか?」
P「…俺としてはなんで仁奈のほうが暑くないんだと聞きたいんだけどね」
仁奈「んっふっふ…おねーさんたちが仁奈のキグルミをパワーアップしてくれやがったのです!」
胸を張ってそう答えた彼女を見て彼は「それはすごいな」と答えましたが、その少しあとに「…俺も暑さに強い社会人キグルミがほしいな」と漏らしたのを彼女は聞いていました
しばらく「暑いな」「暑そうでごぜーますね」と掛け合いながら先導する彼女に引っ張られて彼も背筋だけは伸ばして暑さに負けそうになりながらついていきます
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2: ◆62IWBozqOg[saga]
2013/08/27(火) 07:01:04.87 ID:wEdUpWxq0
およそ20回目くらいの掛け合いをしたとき、彼は思い出したように彼女に質問しました。
P「そういえば「ちょっとついてきてくだせー!」って出てきたけど、どこに行くんだ?」
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/27(火) 15:58:48.28 ID:kzvi78nn0
なんて正直なPだ
4: ◆62IWBozqOg[saga]
2013/08/27(火) 22:05:39.75 ID:wEdUpWxq0
何度かつねったり足を踏んだりしてじゃれあいながら2人は歩き続け、あるお店の前で足を止めました
そのお店は、周りの店と比べて外装がけばけばしいというかカラフルというか目に優しくない色で構成されていて、彼の目をつかれさせました
5: ◆62IWBozqOg[saga]
2013/08/27(火) 22:51:37.46 ID:wEdUpWxq0
ひとしきりキグルミを堪能した彼女は惜しげにキグルミを彼に差し出すと、キグルミを元の場所に戻してくれと言いました
P「うん?買わなくていいのか?」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/27(火) 23:13:28.88 ID:d04JsHrfo
蒸し暑い日にむらむらに蒸れた仁奈ちゃんクンカクンカ
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/27(火) 23:25:52.49 ID:/e1CSD1Uo
このニナチャーンは着ぐるみを身に付ける事によって戦闘力が変化したり色々な特殊能力を発動したり出来そうだな
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/28(水) 00:14:31.50 ID:hvlXuGgzo
逆カービィ?
9: ◆62IWBozqOg[saga]
2013/08/28(水) 09:30:26.51 ID:hOMFfWdq0
P「そんで、これからどうするんだ?」
仁奈「あそこに行くですよ!」
10: ◆62IWBozqOg[saga]
2013/08/29(木) 01:10:33.54 ID:WfbVdJAj0
彼が落としたメモを拾ったと同時に、ポケットから黒電話が鳴る音が流れました
彼は、ポケットからケータイを取り出すと画面を見て一息ついてから電話に出ます
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/29(木) 01:14:03.28 ID:5qOc0VnWo
仁奈「イカの気持ちになるですよ」
12: ◆62IWBozqOg[saga]
2013/08/29(木) 01:42:07.62 ID:WfbVdJAj0
結果、彼と彼女はわりとすぐに合流できました
彼が彼女を追っている途中でティンときた女の子を見つけたのですかさずスカウトしようとしたところ不審者扱いされて騒ぎになっているところを彼女が見つけたので大事にならず彼は助けられました
13: ◆62IWBozqOg[saga]
2013/08/29(木) 16:35:55.96 ID:WfbVdJAj0
2人とたくさんの荷物を載せたタクシーが事務所の前に着き、タクシーから降りた彼がぶすくれながら言いました
P「車の中で話したとおり、俺は機嫌が良くないので荷物を渡したら即帰る」
14: ◆62IWBozqOg[saga]
2013/08/31(土) 12:34:24.59 ID:IFSQQjnk0
そのあと、日が暮れ始めたのでさっさと事務所を閉めて彼や彼女たちは女子寮へ向かいました
そのさい彼が「誕生日教えてないはずだけど?」と聞きましたが、誰からともなく「履歴書見せてもらった」「ちひろさんから教えてもらった」などなどプライバシーの欠片もないセリフの数々に彼は大きなため息をつくことしかできませんでした
15: ◆62IWBozqOg[saga]
2013/08/31(土) 13:06:56.29 ID:IFSQQjnk0
P「…」
仁奈「今日、2人でおでかけしやがりました」
16: ◆62IWBozqOg[saga]
2013/08/31(土) 13:33:30.96 ID:IFSQQjnk0
彼の話が終わり、彼女が泣き止んだころに彼のケータイに食料催促の電話がきて2人はあわててスーパーに向かいました
急いで買い物を済ませてスーパーを出ると、すっかり外は暗くなってました
17: ◆62IWBozqOg[saga]
2013/08/31(土) 13:36:13.34 ID:IFSQQjnk0
P「そういやあの誕生日プレゼントほんとうに没収なの?」
仁奈「いや、あげるでごぜーますよ」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/31(土) 13:36:59.61 ID:B77H0rFzo
乙乙
きみとなつのおわり♪
19: ◆62IWBozqOg[saga]
2013/08/31(土) 13:37:07.35 ID:IFSQQjnk0
おつかれさまでしたー
html依頼出してきマース
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/31(土) 17:21:22.35 ID:ks5Uuos5o
乙
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/31(土) 19:46:21.33 ID:41Z7u8Bmo
乙
ほっこりする話だねぇ
さりげなくプレゼントにされる杏…
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