過去ログ - 苗木「あの日見た模擬刀の名前をボク達はまだ知らない」
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1: ◆Q0.xh6bENqjP[saga]
2013/08/27(火) 13:26:26.86 ID:ji3xJrOaP


……暑い。


外からはセミの声。まだ午前中なのに強い日差し。
一度は絶望に飲み込まれたこの世界も、いつもの夏を迎えられるくらいには落ち着いてきたらしい。

それはとても嬉しい事なのだけれど。


苗木「暑い……」


今度は声に出してしまう。
何もしていなくても額からは汗が流れてきて頬を伝う。

ベッドの上から動くことができない。
せめてクーラーを点ける事ができれば大分マシになるはずなんだけど、あいにく壊れてしまっている。
どこまでもツイていない。

でも、このままいつまでもぐったりと横たわっていれば、本当に干物になってしまう。
とりあえず、水分補給くらいはしておこう。

そんなわけでフラフラと冷蔵庫へ。中には麦茶くらいはあったはずだ。
典型的な男の一人暮らしのアパート。別にお金には困っていないけど、有り余っているわけでもない。


苗木「……んぐ……ぷはっ」


冷たい液体が体を巡っていく感覚。
それはまるで干からびた地面が潤っていくようだ。

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2: ◆Q0.xh6bENqjP[saga]
2013/08/27(火) 13:31:00.71 ID:ji3xJrOaP

今日は未来機関の仕事も休み。
といっても、特にやる事はない。久々にゲームとか2ちゃんでもやろうかなぁ。

……いや、一応仕事はあったか。
以下略



3: ◆Q0.xh6bENqjP[saga]
2013/08/27(火) 13:35:34.06 ID:ji3xJrOaP


苗木「……はぁ」


以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/27(火) 13:36:21.04 ID:KWx6U8Hx0
先制攻撃


5: ◆Q0.xh6bENqjP[saga]
2013/08/27(火) 13:39:06.09 ID:ji3xJrOaP


苗木「ちょっと電話してくるよ」

舞園「あ、苗木君。食事中にお行儀悪いですよ!」
以下略



6: ◆Q0.xh6bENqjP[saga]
2013/08/27(火) 13:41:42.90 ID:ji3xJrOaP

意気込んで部屋に戻る。
中では彼女がボクのラーメンに手をつけていた。


以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/27(火) 13:47:05.93 ID:3mDwtaZY0
これは……
スレタイからは考えられない名作の予感



8: ◆Q0.xh6bENqjP[saga]
2013/08/27(火) 14:09:05.36 ID:ji3xJrOaP


【第一章:シニキル】


以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/27(火) 14:35:24.81 ID:ZqqgfuCNo
先制攻撃


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