246: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 17:45:59.11 ID:SnhAI2sz0
「京介さん、なんでそんな普通なんですか?」
「なんでって」
247: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 17:48:31.77 ID:SnhAI2sz0
「どうしたんのですか?京介さん」
「い、いや!あやせ。む、胸!当たってる!!」
248: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 17:51:15.52 ID:SnhAI2sz0
「ぶほっっっ!!!
249: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 17:52:15.72 ID:SnhAI2sz0
その後も休憩をはさみながら温泉に行ったり、海の幸に舌鼓を打ったりと温泉旅行を満喫。
夕食も終わり、今は部屋に付いている温泉に二人で入っている。
250: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 17:53:14.22 ID:SnhAI2sz0
「この露店風呂からも海が見えるな」
「はい。星空も見えますよ」
251: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 17:54:44.35 ID:SnhAI2sz0
「そうしてくれ。我慢するのにも限界があるからな」
「我慢って…」
252: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 17:55:44.30 ID:SnhAI2sz0
それとともに、彼の優しさに胸が温かくなる。
いつも私を気遣ってくれる彼。
わたしが傷つかないように、わたしが自由にできるように…
253: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 17:57:30.14 ID:SnhAI2sz0
彼はわたしの意図を察してくれた。
肩に両手を置き、ごくりと喉が鳴る音がした。
254: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 17:58:02.28 ID:SnhAI2sz0
その代わり、彼の熱が伝わった。
熱い。
255: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 18:00:57.18 ID:SnhAI2sz0
温泉旅行が終わってからも、わたし達は残り少ない夏休みを一緒に過ごした。
あ、温泉旅行ではキス以上のことはありません…でしたよ?
256: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 18:02:45.71 ID:SnhAI2sz0
月日はどんどんと流れ、徐々に京介さんに会えない日が増えてきた。
彼に会えない日はとても悲しいし、つらい。
世の遠距離恋愛をしているカップルはどうやってるんでしょう。
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