252: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 17:55:44.30 ID:SnhAI2sz0
それとともに、彼の優しさに胸が温かくなる。
いつも私を気遣ってくれる彼。
わたしが傷つかないように、わたしが自由にできるように…
253: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 17:57:30.14 ID:SnhAI2sz0
彼はわたしの意図を察してくれた。
肩に両手を置き、ごくりと喉が鳴る音がした。
254: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 17:58:02.28 ID:SnhAI2sz0
その代わり、彼の熱が伝わった。
熱い。
255: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 18:00:57.18 ID:SnhAI2sz0
温泉旅行が終わってからも、わたし達は残り少ない夏休みを一緒に過ごした。
あ、温泉旅行ではキス以上のことはありません…でしたよ?
256: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 18:02:45.71 ID:SnhAI2sz0
月日はどんどんと流れ、徐々に京介さんに会えない日が増えてきた。
彼に会えない日はとても悲しいし、つらい。
世の遠距離恋愛をしているカップルはどうやってるんでしょう。
257: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 18:03:17.86 ID:SnhAI2sz0
正月が終わってからはあっという間だった。
学校も授業がないから家で勉強していたし、センター試験も目前まで迫っていた。
2日間のセンター試験を終えたら次は願書を出さなければならない時期になっていた。
258: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 18:06:38.42 ID:SnhAI2sz0
結果は合格。
259: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 18:08:11.27 ID:SnhAI2sz0
「よ、あやせ。
スーツ姿、似合ってるな」
「あ、京介さん。ありがとうございます」
260: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 18:10:52.45 ID:SnhAI2sz0
「んじゃ行くか。乗ってくれ」
「は〜い」
261: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 18:12:18.10 ID:SnhAI2sz0
勿論、彼がいるからと言う理由で選んだわけじゃない。
偏差値も高いしネームバリューもある。
だからこの大学を選んだんだけど。
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