過去ログ - 伊織「もうあんたなんて大嫌いよ!」
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28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/31(土) 23:34:20.23 ID:FBQ+jvOm0
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真「ここの海、綺麗だね。伊織」
伊織「そうね。中々いいところね。......結局、元に戻ることはできなかったわね」
真「駄目だったね...やっぱりボクたちが仲良くなることなんてできないのかな」
真「一緒に生活してて、思ったんだ。ボクたちの仲はここまでで、これ以上発展することはないんじゃないかなって」
真「ほぼ毎日喧嘩してたしね。 ...ボクたちって相性悪いのかな」
伊織「...ずーっと思ってたけど、あんたなんだか気弱になってない?らしくないわよ」
真「そりゃあこんなことが起きれば気弱にもなるよ...ボク達ずっとこのままなのかなぁ。神様の罰って、以外と厳しいんだね」
伊織「...あんた、なんか勘違いしてるようだから言わせてもらうけど、私は別に真のこと嫌いじゃないわよ」
真「え...?」
伊織「普段から頑張ってるし、結果も出してるの知ってるもの。みんなに優しくできるし、気遣いもできる。別段嫌う理由がないわ」
伊織「それに家で真のお父さんに会ったけど、急に怒ってしごかれたわ...。あんな特訓を毎日されるなんて私には耐えきれないわよ」
伊織「だからこれは神様が罰を与えたんじゃないわ。だって私、真のこと好きだもの。神様はただ私たちにいたずらしただけ」
真「伊織...じゃあ、なんで毎日あんなにつっかかってくるのさ」
伊織「それは、なんというか...性格というか、なんか気になるのよ!それにあんただって私につっかかってくるじゃない!」
真「うっ、それはそうだけど... なんだ、いつもボクに当たりが強いから、嫌われてるのかと思ってたよ」
伊織「なに、あんた?もしかして優しくされたいわけ?」
真「そ、そんなことは...」
伊織「素直になりなさいよ、私だって素直に話したんだから。...真にもかわいいところあるのね。ニヒヒ♪」
真「」///
伊織「真」ギュッ
真「い、いおり?」
伊織「あんたが私に優しくされたいなら、いつでも優しくしてあげる。厳しく言われたいならもっと厳しくしてやるわ。真がそう望むならそうしてあげる」
真「伊織...」
伊織「だって私は真のことが...」
伊織「す、すすすすっす...」///
真「...伊織って、大切なとこで駄目だよね」
伊織「ううっ...」
真「...伊織、好きだよ」ギュッ
伊織「なっ!?」///
真「ボクも伊織のこと嫌いじゃないよ。好きだ。大好きだ」
伊織「ちょ、ちょっとあんた、顔がちかっ...」
真「だから、伊織も素直に...ね?」
伊織「真...」
真「伊織...」
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