過去ログ - 削板「一緒に暮らさないか、百合子。」
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176: ◆vJdWGs9njs[sage saga]
2013/10/14(月) 17:56:26.50 ID:KtVeTAu2o
>>175のsagaが消えちゃってたんで再投稿。

「誰を選ぶかって、」

かは、と彼女は息苦しそうにか細い息を吐いた。
以下略



177: ◆vJdWGs9njs[sage saga]
2013/10/14(月) 18:02:19.90 ID:KtVeTAu2o

「ち、違、…っ」

彼女は信じられないという風に目を見開いた。自身を気にかける者なんていていい筈がないと言わんばかりの表情だった。その赤い目は舐めかけのドロップのように妙に安っぽく、それでいて艶っぽく、零れそうなほどに見開かれていた。
ふと、ゆらり、と蜃気楼のように彼女の体が霞んだ。少なくとも滝壺理后にはそう感じられた。その瞬間に落ち着いていた滝壺と、狼狽えていた一方通行の立ち位置が逆転していた。今度慌てるのは滝壺の番であった。
以下略



178: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/10/14(月) 18:06:59.84 ID:KtVeTAu2o
今日はここまでです。今後の展開への重要な分岐点なので、非常に分かりづらい、観念的なパートになりましたが。ここで今後数回分の投下の展開を読めかねな
いパートでもあります。以前から少しずつ、ソギーへの恋心を意識し始めてから、百合にゃんは誰かれ構わず色気を振りまくようになってきた、という描写を挟んでいます。女の子って誰かへの恋心を意識してからの方がエロいよね、その恋心の対象ではない異性にとっても。と思っています。


179:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage ]
2013/10/14(月) 19:09:43.70 ID:ENTx9yPP0
乙です!


180:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/14(月) 19:29:14.27 ID:+W0SDKXOo
滝壺と百合子は心の癒しだ



181:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/14(月) 20:20:26.99 ID:k2HNAWuG0


滝壺が普通の会話を
してる時点で相当
深刻なレベルなわけでして


182:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/14(月) 20:29:01.53 ID:yqITG8deo
乙です


183:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/15(火) 01:44:03.31 ID:JJgGLUPNo

百合にゃんの無意識の色気とかいいな
それにしても滝壺は何に気付いたんだ


184: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/10/19(土) 16:50:15.87 ID:sj6EX8u+o
どうもこんにちは、また台風が来るそうですね。今日の投下はちょっと短めですがよろしくお願いします。


185: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/10/19(土) 16:51:22.07 ID:sj6EX8u+o

「明日11時に手伝いに来るから。」

少年が見舞いの帰り際、背中越しに言った。表向き検査のための入院とされた3日間の内、2日間は既に消化されようとしている。つまり、彼女は明日退院することとなっている。

以下略



186: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/10/19(土) 16:53:08.54 ID:sj6EX8u+o

「オマエ、ホントにいつ学校行ってるの。俺が言えたこっちゃねェけど。」

「正直出席日数なんてどうにでもなる。」

以下略



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