過去ログ - 削板「一緒に暮らさないか、百合子。」
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◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2014/02/08(土) 17:56:56.16 ID:Y0Pycakzo
咄嗟に閉じた瞼を恐る恐る開けたインデックスは、ベランダと目的の部屋を隔てるガラス戸に、奇妙な気配を感じた。
「ぐんは、ここ、」
「この部屋、何でもいいから、入り込んで!」
インデックスは元から大きな目を溢れんばかりに見開いて、強い口調で訴えた。少年は、急に様子の変わったインデックスに戸惑っている様子だった。
「何でもいいって、」
「本当に、何でもいいの!!」
幸いにも、その部屋に施されていた人払いは物理的な破壊には弱い性質のものだった。
魔術が働いている今の状況では、インデックスと削板に見えているガラス越しの部屋の中の様子は、実際の部屋の中の状況と異なるに違いない。実際にこの部屋の中にどんな光景が広がっているのか、想像を巡らしたインデックスは怖気すら感じた。
「何でもって言うなら、ガラス割っても大丈夫か?」
「うん、速く!急いで!!」
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