過去ログ - 削板「一緒に暮らさないか、百合子。」
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◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2014/07/06(日) 16:49:47.93 ID:MEiByfpHo
「先日もお話いたしましたけれども、お姉様、毎回付き添っていただかなくとも構いませんのよ?」
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646
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◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2014/07/06(日) 16:59:07.70 ID:MEiByfpHo
「どうかしたの、黒子?」
「いいえ、何でもないですの。」
以下略
647
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2014/07/06(日) 17:01:33.34 ID:MEiByfpHo
「やあ、白井くん。調子はどうかな?」
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648
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2014/07/06(日) 17:07:10.08 ID:MEiByfpHo
「あれから自分の転移はしたかい?」
「いいえ、風紀委員も今は後方支援に回して頂いておりますし。」
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649
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◆owZqfINQN1ia
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2014/07/06(日) 17:13:02.27 ID:MEiByfpHo
彼女は今現在自身の転移も問題なくこなせるまで回復したと聞く。それもこういったカウンセリングなどを使わず、自分自身で立ち直ったらしい。加えて絶対能力進化計画を再開させようなどと考えていた筈の彼女が、特力研の一件では妹達を助ける立場であったという話も聞いた。白井はそれを喜びたいのか、或いは腹を立てたいのかも分からなかった。
自分で自分の気持ちが分からないというのは聡明で迷いのない白井には殆ど経験したことのないことで、そのはっきりしない感覚がそのまま能力に影響を及ぼしているように感じていた。
結標淡希が自分の転移にトラウマを覚えたというのが今なら理解できるように思う。超能力は結局「意識」の具現化だ。もしかしたら失敗してしまうかも、そんな思いが簡単に反映される。失敗を知らなかった頃はそんな恐怖を持ち得なかった筈なのに。
以下略
650
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◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2014/07/06(日) 17:18:12.37 ID:MEiByfpHo
「失礼致しますの。」
以下略
651
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◆owZqfINQN1ia
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2014/07/06(日) 17:26:05.65 ID:MEiByfpHo
ぱたり、と静かに扉が閉まるのを待ってから、妹達の一人がおずおずと白井の様子をうかがいながら10032号に話し掛けた。
以下略
652
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◆owZqfINQN1ia
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2014/07/06(日) 17:27:31.64 ID:MEiByfpHo
白井の返答も待たずにああでもないこうでもないと議論を始めた彼女らの耳に、掠れて年頃の少女としては低すぎるくらいの声が届いた。特別声を張り上げているわけではないのに、不思議と他のどんな音より耳に届く。
「こんにちは、一方通行。とミサカ10032号は挨拶をします。」
以下略
653
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◆owZqfINQN1ia
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2014/07/06(日) 17:28:49.01 ID:MEiByfpHo
「ついでにこの間食べたいって言ってたやつ持ってきたからオマエたちで食え。黄泉川ンとこには別に置いてきたから、クソガキや番外個体にゃ遠慮しなくていい。」
「あ、ありがとうございます。貰ったばかりで何なのですが、今度は有名なお菓子屋さんのバレンタイン限定チョコが欲しいです、とミサカ19090号は厚かましくおねだりします。」
以下略
654
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2014/07/06(日) 17:32:23.10 ID:MEiByfpHo
「一方通行に会った?」
以下略
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