72:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/03(火) 00:55:31.80 ID:AoxTbu740
桑田「…………ぁ、ぁぁぁぁぁぁ」
突然、耳元で聞き落としてしまいそうなほど小さな小さな悲鳴が聞こえたかと思うと、僕を突き飛ばし桑田君は走り出した。
僕が身体を立て直そうとモタモタしている間に、彼は棚に身体をぶつけ、落ちてくる菓子を払いながらもフラフラと駆けて行く。
転んだのか、部屋の外でドサリと聞こえた。慌てて出る。
石丸「い、いない?!」
そこには誰もいなかった。そのすぐ後、少し離れたところから乱暴にドアが閉まる音が聞こえた。それと同時に誰かの叫ぶ声も。
石丸「桑田君は部屋か!」
桑田君が消えたのでは無く、超高校級の野球選手としての脚力で駆け抜けたのだと理解し、僕は彼の部屋へ急いで向かった。
苗木「あ、石丸君!」
石丸「苗木君に霧切君も!こちらに桑田君が来なかったかね?!」
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