963: ◆Nv7JqrEoRxto[saga]
2013/12/19(木) 00:39:35.25 ID:nUGALjYx0
不二咲「……!」
不二咲君が忙しなく指先を動かす。
その間も江ノ島はゆっくりと近づいて行き
やがて辿り着く。
びくりとする不二咲の姿を見て僕はやっと動き出した。
石丸「やめろ!」
江ノ島「何度も何度もうっとおしいですね…少し黙っていていただけませんか?」
石丸「…たあッ!」
腕で顔をガードして体ごとぶつかった。この部屋は狭い上に暗い。
当然、避けられない。
江ノ島「…うわぁ!」
壁に二人で激突する。
コンクリートにぶつかる鈍い音とツルハシが落ちる音がした。
膝を多少擦りむいたが、壁と僕の間に
人というクッションがあったために僕に怪我はない。
石丸「っ…どうだ!さあ、降参したまえ!」
江ノ島「……」
石丸(……打ち所が悪かったのか?)
江ノ島「くく…」
江ノ島「………っく、ふふ、痛い痛い。…絶ッ望…的」
石丸「…わ、笑っている…本当に打ち所が悪かったのか?!」
江ノ島「頭は打つし腕も捻るし本当痛いですぅ…こんなんじゃ巻き返しなんてできない…ああ絶望的ィ…」
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