過去ログ - バードウェイ「ようこそ、『明け色の陽射し』へ」 〜断章のアルカナ〜
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169:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 11:26:27.08 ID:r370C9Yf0
バードウェイ「――ま、冗談はともかくとしてだ」

バードウェイ「この騒動、確実に『もう一枚何か』が絡んでいる。まるで薄気味悪いストーカーに観察されてるような」

上条「マークじゃね?」
以下略



170:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 11:27:55.17 ID:r370C9Yf0
バードウェイ「世界にはいつだって人が死んでいるのに、それすら理解してない奴は多い」

バードウェイ「戦争になる前は『何故、戦争は無くならないのか?』と悩み」

バードウェイ「誰かが戦争を終わらせた後で『戦争しかなかったのか?』と言うような馬鹿者どもだ」
以下略



171:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 11:29:02.58 ID:r370C9Yf0
――ショッピングモール

 シェリー=クロムウェルの探す相手は意外とあっさり見つかった。
 高給文房具屋の一画、キャンバスやパン――昔は消しゴム代わりに使っていた、今では絶対に使わない――などの画材が並ぶ区画に木原円周はいた。

以下略



172:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 11:30:37.88 ID:r370C9Yf0
 学園都市製の『能力』であれば、身体能力の強化、物体の硬度を上げる、高速で投擲する、のどれかだが。
 一人に能力は一つだけであり、一人の人間が巻き起こした惨状では有り得ない。

 反対に魔術で再現するのは不可能ではない。ただ非効率であるいうだけの話。
 人を害する魔術なり霊装なりを用意する魔術師は多い。また一つだけではなく、ネタバレや無効化されてしまった場合に備えて、複数個用意するのも常識だ。
以下略



173:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 11:31:31.80 ID:r370C9Yf0
 そう言った意味で言えば、目の前に広がる『これ』はとても効率的とは言えない。
 一つの武器に拘る訳でもなく、まるで『たまたま目の前にあった道具を使ってみました』と言う感じですらある。

シェリー(そういやガキが『スプリーキラー』つってたっけか?)

以下略



174:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 11:32:28.33 ID:r370C9Yf0
シェリー「……よぉ」

円周「シェリー、ちゃん……?」

 最悪不意打ちで一撃入れてでも、と思っていただけに、素直な反応は意外だった。
以下略



175:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 11:33:42.53 ID:r370C9Yf0
シェリー「ここで話すのもアレだし、少し場所を変えるか」

円周「あっちの方にベンチがあったよ」

シェリー「ん」
以下略



176:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 11:35:11.93 ID:r370C9Yf0
シェリー「お前の歳でこれだけボコスカ殺しまくってだ。良心は痛まねぇのかって話だよ」

円周「殺してないよ?」

シェリー「今日だけじゃない。バゲージでも派手にやったって聞いたぞ」
以下略



177:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 11:36:23.57 ID:r370C9Yf0
円周「えっとね……うん、人は肉体を持って色々なモノを詰めているんだよね?」

円周「信念だったり、記憶だったり、お仕事だったり、趣味だったり、家族だったり。大事なモノを内側に置いている」

シェリー「……あぁ、何となく分かる気がするわ」
以下略



178:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 11:37:24.90 ID:r370C9Yf0
シェリー「……待て待て。お前確か、甘いもの好きだって言ってたよな?」

円周「『女の子は誰だって甘い物が好き』なんでしょ?」

 予想以上に……壊れている。いや、自我が無いと言うべきだろうか?
以下略



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