過去ログ - バードウェイ「ようこそ、『明け色の陽射し』へ」 〜断章のアルカナ〜
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325:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/14(月) 12:35:58.49 ID:Q0LxgS/b0
鞠亜「変わったというのは性格だ。私が知っている『木原円周』はもっとサイケデリックな性格だった気がするよ」

鞠亜「……それともこちらが“素”なのかい?」

円周「よく、分からないけど」
以下略



326:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/14(月) 12:38:52.68 ID:Q0LxgS/b0
鞠亜「生者が死者を勝手に代弁するなんて!どんだけ傲慢な事だと思ってやがる!?」

円周「『君が私をある程度理解してくれるのは嬉しく思う。けれど、私も「木原」であるのは間違いないんだ』」

円周「『目的のために手段を選ばず、時として手段のためには目的を選ばない』」
以下略



327:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/14(月) 12:40:14.06 ID:Q0LxgS/b0
――十数分後

鞠亜「――さて、と言う訳で通常業務へ戻ろうかっ!」

円周「鞠亜ちゃんお目々が真っ赤だし号泣したのもバレバレだし?」
以下略



328:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/14(月) 12:41:37.06 ID:Q0LxgS/b0
鞠亜「待て上条当麻!君は致命的な勘違いをしている!」

上条「嫌いじゃない!俺は決して嫌いじゃないよ!うんっ!」

円周「あ、やっぱりお兄ちゃん百合厨だっだんだねぇ。ベンジャミ○先生のご本が多いと思ったら」
以下略



329:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/14(月) 12:43:02.96 ID:Q0LxgS/b0
――帰り道 夕方

円周「――って鞠亜ちゃんはトラウマがあるみたい」

上条「御坂さんちのスールみたいな感じか。でもまぁ本人同士がいいんだったら、別にいいんじゃね?」
以下略



330:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/14(月) 12:44:19.52 ID:Q0LxgS/b0
円周「でもっ」

上条「人の嫌がられる事をして嫌われるのは当然だ。逆に人の喜ばれる事をすりゃ、好かれる、かも知れない」

上条「とにかく、勉強しろ。俺とかシェリーとか、練習相手はいるんだからな?」
以下略



331:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/14(月) 12:45:21.38 ID:Q0LxgS/b0
――同時刻 上条のアパート

シェリー「泥を掬い上げて眠りなさいな――エリス!」

 いつの間にか持ち込まれていた石膏像。のそりと一震えすると、玄関から殺到しようとする男たちを薙ぎ払った。
以下略



332:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/14(月) 12:47:06.09 ID:Q0LxgS/b0
――帰り道、帰れない道

 陽は完全に落ち、幾つかの街灯だけが周囲を照らす。
 オバケの一つでも出そうな雰囲気ではあるが、そちらの方がまだ幸運だったかも知れないが。

以下略



333:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/14(月) 12:48:20.54 ID:Q0LxgS/b0
壮年の男性「――『インストールする前から敵』という発想はないのですかな?」

上条「――え」

 瞬間、発光。
以下略



334:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/14(月) 12:49:35.29 ID:Q0LxgS/b0
男「『だから本来であれば、別に何一つ苦労する事無く、お前の傷口の手当も出来る――どころか、この場で簡易手術も出来た』」

男「『だが、こいつが現実だよ。上条当麻』」

男「『そのバカは「壊す」事だけを残して、加群の「治す」部分を消しやがったんだろ』」
以下略



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