過去ログ - インデックス「ふて寝もいい加減にするんだよ!」フィアンマ「んー」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/09/08(日) 22:07:04.24 ID:I9KMLuFS0
涙は出てこなかった。
彼女が死んで初めての墓参り以降、涙を流したことは、或いは無いかもしれない。
そんなことを思いながら、フィアンマは墓園を出た。
体中、服の布面積を少しも余さず雨が濡らしているが、不快感よりも喪失感の方が強かった。
以下略
83
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以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/08(日) 22:07:10.24 ID:7+GlqHt80
84
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/09/08(日) 22:07:30.83 ID:I9KMLuFS0
フィアンマはこれまでに、何度か雨に降られたことがある。
大体は空模様を軽んじて傘不携帯による不幸だが。
『傘位買いなさいよ。金が無いワケでもあるまいし』
以下略
85
:
以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/08(日) 22:07:35.50 ID:7+GlqHt80
86
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/09/08(日) 22:08:03.97 ID:I9KMLuFS0
「一緒に帰ろう?」
「……、…お前に渡せと預かったものがある」
頷くでもなく歩き出すフィアンマに、インデックスは慌ててついていく。
以下略
87
:
以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/08(日) 22:08:12.01 ID:7+GlqHt80
88
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/09/08(日) 22:08:46.26 ID:I9KMLuFS0
間食の内容はビスケットだった。
本来、修道女や修道士は嗜好品の摂取を禁じられているものの。
自分は見習いだからなどと言い訳をするインデックス。
以下略
89
:
以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/08(日) 22:09:09.95 ID:7+GlqHt80
90
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/09/08(日) 22:09:53.49 ID:I9KMLuFS0
フィアンマの骨折が完治した頃、冬がやって来た。
今年のイタリアは早々に雪が降り始め、酷く寒い。
そうはいっても、十代前半の少女は本日も元気だった。
以下略
91
:
以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/08(日) 22:10:01.67 ID:7+GlqHt80
92
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/09/08(日) 22:10:39.04 ID:I9KMLuFS0
男がまだ、左方のテッラと呼ばれる前。
彼は聖書の端から端までを読み返しては、不安を克服しようと研究を続けた。
神の国。
以下略
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