50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/02(水) 00:32:15.04 ID:2qmOTCUlO
いつかの日
日記を閉じて、思い出す。
そう言えば、雪女の役目を知らずに過ごしていた。
お役目自体は夏頃にしかなく、あとは坊っちゃんのお世話係なのですよ、と笑っていた雪女。
いつかの夏の日に、溶けていなくなってしまった雪女。
母に久方振りに雪女の名前を出すと、ああ、と思い出すかのように遠い目をした。
母「もう男もいい年齢になりましたからね。お話してもいいでしょう」
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