過去ログ - さやか「もしもキュゥべえが人型でサポート役だったら?」TB「僕はトウべえだよ」
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299: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/12/30(月) 21:32:07.78 ID:hMkhAaDeo


あい「君ってさ、本当に期待を裏切らないよね。 こんなストレートに捕まってくれるなんて」

あい「こうやって変身できるようになったのはいいけど、やっぱりいい事ばかりじゃないね、感情っていうのは?」
以下略



300: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/12/30(月) 21:33:48.64 ID:hMkhAaDeo

あいが軽くタクトを動かすと、魔女はトウべえを掴んでいる右手をぱっと開いた。
落下していく彼を、今度は左手でキャッチする。
体全体をしっかり掴まれて、トウべえはほとんど身動きがとれない状態になった。

以下略



301: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/12/30(月) 21:35:15.69 ID:hMkhAaDeo

魔女の右手が、左手の指の間からはみ出ているトウべえの腕を無造作に掴む。
それだけで、彼は魔女が次に何をするつもりなのかを完全に悟った。

痛覚なんて、とっくの昔に切れている。
以下略



302: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/12/30(月) 21:37:04.97 ID:hMkhAaDeo

魔女はしばらくの間、彼の腕を外側に向かって引っ張っていた。
しかし上腕をつなぎとめる腱や皮膚は、そう簡単に引き裂けるものでもない。

やがて彼女は引っ張るのをやめ、腕を壁に対して垂直に持ち直した。
以下略



303: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/12/30(月) 21:38:29.92 ID:hMkhAaDeo

腕を弄ばれている間、トウべえはうなだれたまま押し黙っていた。
血と髪で隠れて顔は見えないが、首に下げられたソウルジェムはあいの目にも見える。

透明だったそれは黒く濁りきっていて、もはや見る影もない。
以下略



304: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/12/30(月) 21:39:30.68 ID:hMkhAaDeo


TB「…………」


以下略



305: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/12/30(月) 21:43:27.00 ID:hMkhAaDeo



――――――――――

以下略



306: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/12/30(月) 21:44:46.44 ID:hMkhAaDeo


マミ(そもそも、あすなろ市は大河あいのホームだったのに……)

マミ(ここに来る前に作った魔女を仕掛けておいたとしてもおかしくない。 むしろそれが自然よね)
以下略



307: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/12/30(月) 21:46:03.03 ID:hMkhAaDeo

暁美ほむらがマミの前に姿を表した時、彼女はすでに魔法少女だった。

魔法少女は総じて個性の強い者が多いが、ほむら以上に特殊な存在をマミは知らない。
正確に魔獣を射抜く光の弓矢、計算に基づく洗練された戦い方……そして空間を裂くような、異形の翼。
以下略



308: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2013/12/30(月) 21:48:16.89 ID:hMkhAaDeo


マミ(だけど……今、彼女はここに居ない)


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