過去ログ - さやか「もしもキュゥべえが人型でサポート役だったら?」TB「僕はトウべえだよ」
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573: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/08/05(火) 02:02:09.91 ID:5cWIRsMMo

自分が他者によって造られた命、いわば人工の人間であることを知った時から、カンナは常に孤独な存在だった。

そんな彼女にとって、同じくヒトモドキである大河は初めて出会う同類だったのだろう。
喜ぶのも無理はなかったかもしれない。 しかしもちろん、当時の大河には到底理解できない感情だった。
以下略



574: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/08/05(火) 02:03:14.21 ID:5cWIRsMMo

無表情で淡々と事実を述べる大河に、カンナは少し意外なほど優しい笑顔を向けてみせた。
まるで大河自身もわからない心の奥底を、全て見透かしているような態度だった。


以下略



575: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/08/05(火) 02:04:26.00 ID:5cWIRsMMo

普通の魔法少女ならそこまで思い至らないし、そもそも興味がわかない。
だがカンナにとっては、それこそ自分の夢であり、希望だった。

彼女は大河がどのような存在なのかを直感的に悟り、そこに希望を見出した。
以下略



576: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/08/05(火) 02:05:30.76 ID:5cWIRsMMo


大河「名前? ……人間として暮らすための名前は、久部大河という名が」

カンナ「それじゃダメなんだな。 いや、大河って部分はまだ良いんだけど」
以下略



577: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/08/05(火) 02:06:35.01 ID:5cWIRsMMo


大河「……どうしても、ボクが考えるのかい?」

カンナ「どうせなら、自分で決めたほうが愛着わくからね」
以下略



578: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/08/05(火) 02:07:31.54 ID:5cWIRsMMo


大河「ええと、それなら……」


以下略



579: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/08/05(火) 02:08:42.83 ID:5cWIRsMMo


カンナ「あ行から離れられないのか君は……」

大河「だめかい?」
以下略



580: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/08/05(火) 02:10:04.63 ID:5cWIRsMMo


………………


以下略



581: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/08/05(火) 02:11:34.42 ID:5cWIRsMMo



そんなあいが目覚めるきっかけは、ある時偶然に訪れた。

以下略



582: ◆T4SUG8REFC3M[saga]
2014/08/05(火) 02:13:16.88 ID:5cWIRsMMo


カンナ「ん…… ああ、おかえり。 買い物ご苦労さん」


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