過去ログ - さやか「もしもキュゥべえが人型でサポート役だったら?」TB「僕はトウべえだよ」
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◆T4SUG8REFC3M
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2015/06/06(土) 21:24:10.24 ID:lcfJqgi7o
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776
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◆T4SUG8REFC3M
[saga]
2015/06/06(土) 21:25:18.39 ID:lcfJqgi7o
一方的な賞賛の言葉に、トウべえはなんとも言えない表情で沈黙を返した。
まったく嬉しそうではないが、かといって不快な感情も見られない。
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777
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◆T4SUG8REFC3M
[saga]
2015/06/06(土) 21:26:54.06 ID:lcfJqgi7o
QB『それは、君に4つ目を期待しているからさ』
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778
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◆T4SUG8REFC3M
[saga]
2015/06/06(土) 21:29:04.91 ID:lcfJqgi7o
QB『これまでのことを考えれば、君に最後の魔法を与えるのはほむらだと考えるのが妥当だよ』
QB『だから僕は、君とほむらが力を合わせてあいと戦うことを望んでいた』
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779
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◆T4SUG8REFC3M
[saga]
2015/06/06(土) 21:31:15.58 ID:lcfJqgi7o
TB「魔女……」
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780
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◆T4SUG8REFC3M
[saga]
2015/06/06(土) 21:35:55.07 ID:lcfJqgi7o
………………
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781
:
◆T4SUG8REFC3M
[saga]
2015/06/06(土) 21:38:23.01 ID:lcfJqgi7o
……気にする必要はない。 どのような役割があるのか知らないが、あれはきっと使い魔の一種なのだ。
この空間に、普通の生物などいるわけがない。
頭でわかってはいても、この奇妙に歪んだ世界の悪趣味には慣れることが無い。
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782
:
◆T4SUG8REFC3M
[saga]
2015/06/06(土) 21:40:57.03 ID:lcfJqgi7o
月に一度は嗅いでいる悪臭と、体に悪そうな霧が辺りに立ち込めている。
その少なくとも片方の原因である箱の山の間を縫って、私はとりあえず前へと進む。
この世に再び、この醜悪な巣が張られるのを許してしまった……という後悔は、きっと何の役にも立たない。
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783
:
◆T4SUG8REFC3M
[saga]
2015/06/06(土) 21:43:43.35 ID:lcfJqgi7o
このどこかで聞いたことのある音がいったい何なのか……それに気が付いた時、私は妙に納得してしまった。
とりあえず音の発生源――おそらく魔女の居る方へ向かって、結界の中を駆けていく。
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784
:
◆T4SUG8REFC3M
[saga]
2015/06/06(土) 21:45:55.72 ID:lcfJqgi7o
弓をベッドに向け、光の矢を掴んでいた指を開く。
実体の無い矢は大した反動もなく、意思があるかのようにまっすぐ標的へ向かって飛んでいった。
本物の木材とあまり変わらない強度のベビーベッドが、焼け焦げながらばらばらになって散っていく。
以下略
785
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◆T4SUG8REFC3M
[saga]
2015/06/06(土) 21:46:53.85 ID:lcfJqgi7o
それは獣だった。
漆塗りのような黒い毛並み、荒々しく暴力的な四本の足。
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