過去ログ - クリスタ「いつか私も追いつくからね」
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31:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/09(月) 23:41:45.28 ID:kJAzAmcF0
 ……。

 そうか、そうだったんだ。

 エレンは焦ってるんだ。
以下略



32:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/09(月) 23:42:41.47 ID:kJAzAmcF0
サシャ「体を壊しても知りませんよ?」

エレン「ほっとけ」

 不貞腐れるように、エレンはそっぽを向いた。
以下略



33:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/09(月) 23:44:40.39 ID:kJAzAmcF0
エレン「遅かったな」

ミカサ「そんなに時間はかかっていない。エレンは少し短気」

エレン「あぁ、そうだよ。俺は短気だよ。悪かったな」
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34:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/09(月) 23:47:27.02 ID:kJAzAmcF0
アルミン「それで、三人は街になにをしに来たの?」

 アルミンが私たちに質問している間に、ミカサはエレンの隣に座った。

 ミカサもマイペースだなぁ、と思いながら、私は答える。
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35:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/09(月) 23:49:18.71 ID:kJAzAmcF0
アルミン「多分、僕たちもその露店を目指してるんだ。○○って看板があるお店?」

サシャ「それです! そのお店です!」

ユミル「なんだ、目的地は一緒なのか」
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36:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/09(月) 23:51:59.99 ID:kJAzAmcF0
 目的のお店は、辿り着いた時には二十人以上の人で列が出来ていた。

 私たちがその列に加わっても、すぐ後ろに人が並ぶほど人気みたい。

 お店の前に貼られている金額は、サシャが言ってた通り結構高いにもかかわらず。
以下略



37:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/09(月) 23:53:44.68 ID:kJAzAmcF0
 待っている間、香り続ける芋とベーコンとバターの香ばしい匂いは、非常にお腹を刺激していた。

 サシャは時折涎を啜っているけど、気持ちがすごくよくわかる。

アルミン「美味しそうな匂いだね」
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38:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/09(月) 23:56:25.15 ID:kJAzAmcF0
 暫くして、私たちの番になると、サシャが元気良く注文した。

サシャ「おっちゃん! 六人前! ベーコンを分厚く切って下さい!」

 はいよ! と調理をしている人は気前よく答えてくれた。
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39:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/09(月) 23:57:37.11 ID:kJAzAmcF0
ユミル「へぇ、思ってたより美味そうだな」

エレン「ほら、これがお前の分な」

ユミル「ん」
以下略



40:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/09(月) 23:59:03.15 ID:kJAzAmcF0
 一応不満っぽく言ってみたけど、実のところ私も早く食べたかった。

 スプーンで芋とベーコンをすくう。

 芋は一度茹でていたのかな?
以下略



41:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/10(火) 00:00:00.38 ID:66TWKwT30
 たった数分で終わる食事。

 けれど、私たちはそれよりずっと長い間、幸せな気分を味わった。

 人の幸せは食事から、なんてどこかの誰かが言っていたらしいけど、今なら頷ける。
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