過去ログ - P「光射す日常――」
1- 20
19:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:29:31.04 ID:qgOebLqx0
【暗い空間】

P「またか……」

目を開けると、さっきの空間に立っていた。
前回は時間が無かったし、目まぐるしく変化する事態に置いてけぼりを食らったが。

P「今回は余裕があるな……」

二度同じ夢を見るなんて事はそうそうないだろうし、何か理由があるのかもしれない。
その答えを見つける糸口を探すのもいいだろう。他にやる事もないのだし。
そう思って遠くを見ると、『どうして光が無いのに先まで見通せるのか』という疑問が解けた。

P「あれは……霧か?それとも靄……?」

地面――と言うより、これは水面と言うべきだろう――から、10センチばかり上までだろうか。
仄暗い緑色に光る煙のようなものが漂っていた。

P「ステージで焚くスモークみたいだな……」

それが深緑色に淡く光っている。
道理でさっきは気づかない訳だ。
空間は真っ黒。
そこに深緑では、まるで闇が光っているように見えてもおかしくない。

P「これで一つの謎は解けたか?」

いや、空間を見通せる理由が分かったところで、何が解決する訳でもないか。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
121Res/126.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice