過去ログ - P「光射す日常――」
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101:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:49:25.20 ID:qgOebLqx0
高木「彼が過労で倒れたのは、音無君も知っているだろう?」

小鳥「ええ。そう聞いています」

高木「それで……これは、私も耳を疑ったんだが……」
以下略



102:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:50:05.80 ID:qgOebLqx0
小鳥「社長、教えてください。どうしてプロデューサーさんは目を覚まさないんですか?」

高木「……分かった。君には話しておくべき事かもしれないね」

社長は一つ息を吸うと、ゆっくりと話し始めた。
以下略



103:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:52:30.89 ID:qgOebLqx0
社長の説明は、分かりやすいようで分かりにくかった。
どこか核心を避けて話しているように思える。
だから私は、またしても社長に問い掛けた。

小鳥「……それは、どうしてですか?」
以下略



104:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:53:03.32 ID:qgOebLqx0
高木「さっき説明した通り、彼が夢を見ている時には、言語野が活動している状態になる」

高木「そして、強いストレス反応を示した後、意識が途切れる……」

高木「ここまではいいかね?」
以下略



105:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:55:48.64 ID:qgOebLqx0
高木「私の言葉でストレスの限界に達した彼は倒れ、そして今も眠り続けている」

高木「『夢で会話をしているのではないか』という予想は、ストレスによって意識が落ちる事を考えて辿りついた結論だよ」

高木「何しろ、私があの言葉を掛ける直前まで、彼と会話をしていたのだからね……」
以下略



106:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:56:44.31 ID:qgOebLqx0
小鳥(お見舞いにも来たいでしょうけど……もうしばらく我慢して貰わないとね……)

あの子達には『静養中だから』という理由で、お見舞いには来ないように言ってある。
それが真実ならよかったものの――静養中である事に偽りはないが――嘘を隠す為の措置だというのだから救えない。

以下略



107:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:57:38.59 ID:qgOebLqx0
高木「音無君が疑問に思っているのは、彼がどうして目を覚まさないか……だったね」

小鳥「はい。原因がさっき聞いた通りなら、時間の経過で回復が見込める筈です」

小鳥「目を覚ました後も、これからは気をつけてプロデューサーさんに接すればいい……でも」
以下略



108:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:58:10.02 ID:qgOebLqx0
高木「例えば、音無君が荷物を持つ時……それを『重い』と認識して持つだろう?」

小鳥「ええ……そうしないと力が入りませんし」

高木「では、私が音無君に『中身は入ってないよ』と言って、10キロの荷物を渡したらどうなる?」
以下略



109:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:58:50.17 ID:qgOebLqx0
小鳥「プロデューサーさんは、ずっとこのまま……?」

夢の中で、ストレスに苛まれ続けるのではないか。
そんな懸念が生まれてしまう。
しかし、社長は無理に明るい声を出して。
以下略



110:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 02:02:29.25 ID:qgOebLqx0
小鳥(社長はああ言っていたけれど……)

二人きりになった室内で、私は物思いに耽る。
考えるのは、社長の言った『すぐに自分の問題に気づく』という言葉だ。

以下略



111:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 02:03:42.08 ID:qgOebLqx0
【無意識空間】

P「ん……」

途切れていた意識が覚醒し、ぼやけた景色が視界に映る。
以下略



112:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 02:09:06.59 ID:qgOebLqx0
以上で完結となります。お楽しみ頂ければ幸いです

アイマスらしくない話ですが、それでも読んで頂けたのなら嬉しいです

正直、自分でもジャンルがいまいち分からないものになってしまいました
以下略



113:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/11(水) 02:10:28.38 ID:E5inYvDho
救いはないんですか!


114:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/11(水) 02:12:00.44 ID:QJUFU6GDO
見入ってしまった
すごくモヤモヤする(褒め言葉)


115:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 02:12:51.30 ID:qgOebLqx0
作中で社長が言っていたように、聡明なプロデューサーはいつか復帰します
ちょっと人より打たれ弱いのが治れば、彼はいい環境に居ると思いますよ
……業務体制は別ですけど


116:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/11(水) 02:17:05.43 ID:qgOebLqx0
安価忘れてました
>>115>>113宛てです


117:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/11(水) 02:55:58.87 ID:c6Kn12dMo
おつん

もやもやする…


118:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/11(水) 08:31:07.81 ID:vH9E/xyTo
蛇足でもいいから復帰する話がみたい


119:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/11(水) 12:32:26.54 ID:qgOebLqx0
>>118
流石に先の分かっている展開は上手く書けないので……

小鳥さんが夢に出てくる事で、原因を理解するヒントが一つ増えたと考えれば
未来は明るい……かもしれません


120:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/11(水) 12:50:26.41 ID:K9ZX/GaLo
いい雰囲気だった乙
でも復帰エンドが見たいです


121:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/12(木) 01:56:46.09 ID:NbXCKLmho
この話はここでこれでいいから、続きは書かないでくれ


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