46:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:50:10.89 ID:qgOebLqx0
P「なんか居心地いいんだよな、ここ」
自分の無意識だから当たり前なのかもしれないが、妙に落ち着く場所だ。
最初こそ、不可解な現象に恐れを抱きもしたけれど。
今では、ここに来る事への抵抗感は薄れつつあった。
P「さて、そろそろかな」
そう当たりをつけると、予想通りに水滴が落ちてきた。
波紋が生まれ、像が立ち上がる。
相変わらず、輪郭は曖昧なままだ。
P「お、これは分かりやすいな」
今まで像は一つきりだったが、今回は二つ。
背中合わせに立つ姿が見て取れる。
一方は右手で敬礼しており、真っ直ぐに立っている。
もう一方は『ロダンの考える人』のように、顎に左手を当てて猫背気味に立っていた。
P「亜美と真美だな」
俺の呟きを引き金に、輪郭の揺れが収まっていく。
そして、無表情な亜美と真美がそこに現れた。
亜美・真美「…………」
こんなところでも二人一緒に登場とは、よっぽど仲がいいのか。
P「それとも、俺の認識がそうなのかな?」
春香と千早のように、二人一緒な事が『多い』子は他にも居る。
しかし、亜美と真美は『ほぼ確実に』一緒に居るのだ。
121Res/126.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。