55:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:56:03.17 ID:qgOebLqx0
P「ふぅ……」
嵐のような騒動が落ち着いて、一つ溜息を吐く。
P「全く、手の掛かる……」
悩みの種をまき散らす二人。
それでも、一緒に居るとその悩みが吹き飛んでいくようで。
P「さて……今日も一日頑張ろう!」
そんな風に思わせてくれるのだから、何とも不思議なものだ。
それに。
P(春香の手作りクッキーか……)
お菓子だって楽に作れる訳じゃないだろうに、こうして作って来てくれる。
いつも何気なく受け取っているが、感謝しなければならないだろう。
P(俺って恵まれてるな……)
あんなに元気な二人と、気を遣ってくれる春香が居て。
俺は、自分で思っている以上に幸せなのかもしれない。
P(……眠くなってきたな)
頭が重くなるような感覚に襲われる。
ふと自分の胸元が視界に映り、今日締めてきた緑のネクタイが見えた。
次第に強くなる眠気に抗う事なく身を委ねる。
そうして、三人が居なくなった事務所の静寂を聞きながら……
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