過去ログ - P「光射す日常――」
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61:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:07:25.68 ID:qgOebLqx0
P(でも、俺も落ち着くんだよな……)

ここ最近、皆と会う時間は本当に少なくなってきている。
それは皆が売れているという証拠なのだし、嬉しくはあるのだが。

P(ちょっと寂しいというか……)

二十歳を超えた男が何を言っているんだ、と思わなくもない。
けれど、やっぱり寂しいものは寂しいのだ。

P(以前はもっと賑やかだったのにな……)

事務所に皆が居る時間が減って『ふと最後に会った日を思い出せば、一週間以上前だった』という事も多くなった。
それが嫌で、こうして楽屋に差し入れなんて持ってきてしまっている。

P(俺の付き添いも必要なくなってきたしな……)

まだまだ手が掛かると思っていた亜美や真美でさえ、『俺よりしっかりしているのでは?』と思うようになってきた。
そういう成長が喜ばしいのは確かだが、同時に複雑な気持ちもある。

P(……子離れできない親じゃあるまいし)

『誰か見られたら不味い』思いながらも、美希の抱擁を拒否しないのはその所為だろうか。
右手で抱きとめている美希の身体が温かくて、離れたくないと思ってしまう。
そんな感傷に浸っていると。


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