7:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:19:12.57 ID:qgOebLqx0
【翌日の朝、事務所】
P「眠れなかった……」
早めに帰して貰ったというのに、全く眠れなかった。
理由は『どうやって進めようかな』とか『あれは改善できるな』なんて考えていたからだ。
完全にアレだ。
P「遠足前の子供かよ……」
企画書を眺めては修正を繰り返し、気がつけば12時を回っていた。
流石に『このままでは明日に響くだろう』と思って布団に入ったのだが。
P「あんなに早く目が覚めるとは……」
今日の5時に目が覚めて、それきり眠ろうと思っても眠れなかったので事務所に出てきたのだ。
しかし、早く出社するにも限度があるというもので。
P「誰も居ないな……」
無人の事務所を見回して、思わず溜息を吐く。
ふと時計を見れば、まだ6時30分だった。
本来、事務所が開くのは7時からなのだが、今日は音無さんも早めに来てしまったらしい。
今ここに居ないのは、備品の買い足しに行ったからだろうか。
ともあれ、『扉の前で所在なさげに佇む男』なんて間抜けな姿を晒さずに済んでよかった。
P「やる事ないし、予定の確認でもするか……」
そう思い、手帳を取り出してスケジュールに目を通す。
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