100: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/21(土) 22:49:56.03 ID:rnWYZomRo
「………怜」
掛け布団を押しのけ、ベッドに腰掛けて、膝を軽く、二回叩く。
全く違和感なくできた。体に馴染んだ、自然な動作だった。
「え…………」
「膝枕…………したげる」
怜の目が開いて、青い瞳が揺れるのが見える。
驚き、戸惑い、喜び。いろんな感情が見て取れた。
なるほど、膝枕は、かなり大きな意味を持つモンみたいやな。
「えっと………じゃ、お願い」
おずおずとベッドに近づいてきて、
おそるおそる私の太ももに頭を乗せる。
その姿が小動物のようで、かわいくて思わず笑ってしまった。
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