66: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/15(日) 17:17:11.91 ID:TpJlJ2luo
「やのに、ウチ、こんな…そ知らんフリして……最低よな。
ごめん、ごめんな……ウチのせいで…」
どんどん、涙があふれてゆく園城寺さん。
ちょっとためらったけど、その頭を、撫でた。
67: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/15(日) 17:17:43.56 ID:TpJlJ2luo
「りゅうか……」
「……ごめん、離してくれん?肩に傷あってさ……」
「………あっ、ご、ごめん…」
68: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/15(日) 17:18:09.29 ID:TpJlJ2luo
「……………!」
驚いた顔。
お、正解みたい。
69: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/15(日) 17:18:35.43 ID:TpJlJ2luo
夕飯を食べながら、考える。
自然に怜のことを「怜」って呼べたのは、
記憶が戻っている感じがして、とても嬉しかった。
もうちょっとしたらやってくるであろう女の人を、
70: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/15(日) 17:19:01.65 ID:TpJlJ2luo
うーん……
同じ部活の先輩後輩なら、
誘い合わせて二人でお見舞いに来てもおかしくはないはず。
なのに、わざわざ時間をずらして来ていた、ということは……
71: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/15(日) 17:19:48.06 ID:TpJlJ2luo
つづく。
72:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/15(日) 19:17:56.66 ID:K7icluPT0
乙伽哩
続き楽しみにしてます
73:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/15(日) 21:38:55.64 ID:pbTewErqo
乙乙
大変な時なのに頭の回転早くて気遣いも出来て、竜華って感じ
74: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/17(火) 01:09:08.28 ID:Ab7FHP5Uo
先輩が意識を取り戻して、2週間。
私は、園城寺先輩が自習している日は部活を休んで早めに、
園城寺先輩が病院に直行している日は部活に残って遅めに、
毎日先輩のお見舞いに行っていた。
75: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/17(火) 01:09:42.13 ID:Ab7FHP5Uo
「こんにちはー」
暗い部室を開け放つ。
誰にいうでもない挨拶も同時に放つ。
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