過去ログ - 泉「それでも、私は」
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77: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/17(火) 01:12:25.64 ID:Ab7FHP5Uo
「…わかりました……すみません」

全ての申し訳なさを、無理矢理、『すみません』に詰め込む。

先輩にとっては最後のオータム。
以下略



78: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/17(火) 01:13:13.10 ID:Ab7FHP5Uo
「……まあ、今日は、帰り」

「…………はい」

色んな言葉が溢れているのに、
以下略



79: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/17(火) 01:14:03.51 ID:Ab7FHP5Uo
「いつ戻ってきてもええ……私は、待っとるから」

振り返らなくてもわかる。
先輩の目には涙が伝っている。

以下略



80: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/17(火) 01:14:32.23 ID:Ab7FHP5Uo
「待て、怜!」

所変わって、学校から病院への道のり。
フラフラと歩く少女を、
全速力で追いかける学ランの少女が一人。
以下略



81: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/17(火) 01:15:10.95 ID:Ab7FHP5Uo
「………そやけど、なんで?」

「…もう、やめ。お前が倒れてまう……」

学ランの少女、江口セーラは知っていた。
以下略



82: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/17(火) 01:15:37.14 ID:Ab7FHP5Uo
「…俺、心配なんや……お前のこと」

やつれた目が、少しだけ見開く。
その目に宿るのは、驚きと、戸惑い。

以下略



83: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/17(火) 01:16:03.26 ID:Ab7FHP5Uo
「…だい、じょうぶ、やで……」

全く大丈夫でない声。

「いや、大丈夫って、お前……」
以下略



84: ◆lQzP0htYVdWl[sage]
2013/09/17(火) 01:16:36.00 ID:Ab7FHP5Uo
ここまで。
明日はこっち投下できないかもですごめんなさい。



85:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/17(火) 01:19:28.06 ID:Bvs4hti5o
構わんぜ、ゆっくりやってくれィ
気長に待ってるからよォ〜〜〜ッ!!


86:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/17(火) 02:13:41.82 ID:MI1fSse/o
なんでだろ
泉だとシリアスでも笑っちまう


87: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/18(水) 23:53:52.59 ID:aXSkOJlko
静かに眠る怜。

ピッ…ピッ…という音に、
怜が生きているという実感を感じ、
ほう、と息をついた。
以下略



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