過去ログ - 泉「それでも、私は」
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98: ◆lQzP0htYVdWl[saga]
2013/09/21(土) 22:48:51.81 ID:rnWYZomRo
――泉に泣きついてしまってから、2週間が経過した。
あれから、怜はパッタリ来なくなったなぁ。
忙しいんだろうか。ただ面倒になったのだろうか。
なんとなく、心に穴が開いた気分。

それでも、少しずつお母さんのことを思い出したり、
泉と楽しく話したりするうちに、
その穴も徐々に埋まっていった。

残っているのはただ一つ、くすぶる疑問。

(結局、泉と怜は、私の何なんやろう。)

怜は来なくなったし、やっぱり親友だったのだろうか。
泉が毎日話しているうちに見せる寂しげな表情は何なんだろうか。

考え込んでも答えは出ない。
やっぱり、本人たちに直接聞くしかないかな…

扉の開く音。
まだ15時。泉が来るには早いし、検査も今日はない。
いったい、誰だろう。

「……………竜華」

怜。懐かしい顔。
私は驚きが隠せなかった。



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