過去ログ - ジオン女性士官「また、生きて会いましょう」学徒兵「ええ、必ず」
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◆tK49UmHkqg
[sage]
2013/09/15(日) 02:39:40.96 ID:rUu3+dw5o
「帰還待て、バッハ隊!」
教官の慌てたような声が響いた。
「訓練中のハック隊が敵の斥候部隊と接触、交戦中の模様。座標データを送る、援護に向かい、敵を撃破せよ!」
「クレイグ隊長が!?」
中尉が叫んだ。部隊長の小隊が…!?待てよ、部隊長の隊には…ウリエラがいる…!ピッとコンピュータが音を立てて、座標が表示される。近い…!
「ウリエラ!ウリエラ、無事か!?」
俺は感覚を研ぎ澄ませながら、無線でウリエラに呼び掛けた。
<アレックス!敵が…!敵が、撃って来る!>
「すぐに行く!避けることだけに集中していろ!」
ウリエラに伝えながら、周囲の空間へと意識を広げる…敵は8機?いや、違う、3機は味方だ。5機いるのか?元は6機、2個小隊ってことか。連邦め、数ばかり揃えて来て…!
「見えた!」
中尉の声が聞こえた。真っ暗な宇宙空間に、閃光がほとばしっている。
「く、くそっ、実戦…戦争するのかよ…!」
「エリック!とにかく、アレクのそばを離れないで!」
「りょ、了解!アレク、頼んだ…!」
「あぁ…止まるなよ、動き続けろ!」
「来る…見つかった!」
連邦機が撃って来た。実弾兵器だ。こんなものに当たると思うなよ!俺はペダルを踏み込んで加速する。
「クレイグ隊長!イレーナです!援護に来ました!」
「中尉か!気をつけろ、敵は手練れだ!」
モニターに部隊長のドムが写り込む。戦っているのは、連邦の量産機だが、新型のコマンドタイプの方だ。こいつは、俺の型落ちのF型なんかで相手するには厳しいが…せめて、ウリエラだけは…!
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