過去ログ - 京子「ごらく部が監視されている」【完全版】
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242: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 07:59:43.01 ID:1FNBzH6K0
翌朝

あかり「向日葵ちゃん、おはよー!」

向日葵「おはようございますですわ、赤座さん。その様子だともうすっかり元気になったみたいですわね」
以下略



243: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 08:00:11.03 ID:1FNBzH6K0
さて、1ヶ月前にあかりと向日葵が東京へと旅立ってしまって以降、七森中は危機的状況に陥っていた。
というのも、ただでさえその時点で生徒会メンバーのほとんどが死亡していたのに、
その上さらに実質1人で生徒会を運営していた向日葵と、お手伝いのあかりの2人が共に
七森中を去ってしまったため生徒会メンバーは0人となり、
七森中生徒会が機能を停止してしまったからである。
以下略



244: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 08:00:42.93 ID:1FNBzH6K0
その為あかりと向日葵が帰ってきたことは戦争に苦しむ生徒達にはまさに奇跡のような出来事であった。
2人は早速生徒会を立て直して機能させると権限を強化し、生徒会親衛隊(SS)を組織して
校内の治安を回復させることに成功する。そして次々と新たな校則を作って管理体制を敷き、
強力な管理国家ならぬ管理学校を築き上げた。

以下略



245: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 08:01:13.21 ID:1FNBzH6K0
生徒会室

あかり「向日葵ちゃん、生徒会長就任おめでとー!」パンパカパーン

向日葵「赤座さんこそ、副会長就任おめでとうございますですの」
以下略



246: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 08:01:42.08 ID:1FNBzH6K0
向日葵はそう言うと隣の部屋に入っていく。あかりも付いて行く。向日葵は赤いドアの前に立った。

向日葵「このドアの向こう側にあるんですの。赤座さん、まだこの中には入ったこと無かったですわよね」

あかり「う、うん」
以下略



247: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 08:02:12.97 ID:1FNBzH6K0
やがて一つの扉にたどり着いた。向日葵が暗証番号を入力すると扉が開く。

向日葵「到着しましたわ」

あかり「わぁぁぁ〜〜!」
以下略



248: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 08:02:42.06 ID:1FNBzH6K0
向日葵「どうです?素晴らしいでしょう」

あかり「うん、すごいね!でも、ここは一体どこなの?」

向日葵「生徒会のスイートルームですわ。七森中の屋上の一角に全面ガラス張りの塔が建ってる場所が
以下略



249: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 08:03:12.81 ID:1FNBzH6K0
豪華な部屋の中を興味津々に見て回るあかり。水槽の中の魚たちに笑顔を見せるあかり。
ガラス張りの窓から夕暮れの富山の景色を眺めるあかり。そんなあかりを向日葵は複雑な顔で眺めていた。

向日葵「・・・」

以下略



250: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 08:03:42.32 ID:1FNBzH6K0
向日葵「最初わたくしがごらく部を監視したのは赤座さんを守るためでした。ごらく部の魔の手から赤座さんを
    救い出すために、例の3人の赤座さんに対する行動を見張るためでした。杉浦先輩のように
    不純な動機を持つ者もいましたが、少なくともわたくしはその事以外考えていませんでしたわ」

あかり「・・・」
以下略



251: ◆gYscp9wNvQ[saga]
2013/09/14(土) 08:04:13.98 ID:1FNBzH6K0
向日葵「それからの日々は幸せでしたわ。船見先輩を一緒に殺したことも忘れられない思い出ですわね。
    わたくし、今まで人を殺すときはいつも一人でしたので、(病院を襲撃したときはあかねさんも
    一緒でしたが)なので誰かと一緒に殺人を行うことがこんなに素晴らしいんだってことに
    その時初めて気づいたんですのよ。思えばあれがわたくしと赤座さんの初めての共同作業
    だったのかもしれませんね」
以下略



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