過去ログ - 京子「ごらく部が監視されている」【完全版】
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◆gYscp9wNvQ
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2013/09/14(土) 06:20:12.94 ID:1FNBzH6K0
『また明日』普段何気なく使うこの言葉。彼女たちがこの言葉の持つ意味を深く痛感することになろうとは、
ある一人を除いて誰一人として思っていなかった。
そう、彼女たちはまた明日千歳に会うことはなかったのである。
以下略
40
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◆gYscp9wNvQ
[saga]
2013/09/14(土) 06:21:00.66 ID:1FNBzH6K0
千歳の死亡で綾乃は錯乱状態に陥り、次の日の学校を休んだ。
その翌日は登校してきたのだが・・・
京子「綾乃、大丈夫?」
以下略
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◆gYscp9wNvQ
[saga]
2013/09/14(土) 06:21:38.30 ID:1FNBzH6K0
その日の放課後
綾乃「と、歳納京子!生徒会のお仕事に行ってくるわ。もう泣いてても仕方ないものね」
京子「うん、それでこそ綾乃だよ」ニコッ
以下略
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◆gYscp9wNvQ
[saga]
2013/09/14(土) 06:22:15.93 ID:1FNBzH6K0
京子「なんでっ、なんでっ!どうしてこんな目にばかり合わなくちゃいけないんだよ!
大室さんにちなつちゃん、千歳まで殺されて、おまけにごらく部まで・・・
いったい私たちが何をしたっていうんだよ!」
ガラッ
以下略
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◆gYscp9wNvQ
[saga]
2013/09/14(土) 06:22:58.06 ID:1FNBzH6K0
結衣「ああもういい!とにかく京子はこっちに来い。綾乃は京子に近づくな!」
綾乃「ちょっと船見さん、近づくなは言い過ぎなんじゃ―――」
結衣「黙れ放火魔!」
以下略
44
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◆gYscp9wNvQ
[saga]
2013/09/14(土) 06:23:32.24 ID:1FNBzH6K0
綾乃「ではちょっとお聞きしますけど出火場所はどこなのかしら?」
結衣「私たちがいつも使っていた部屋だよ。部屋の真ん中に大量の灯油が撒かれてたんだってさ」
綾乃「だとしたら私には無理よ!私はカードも持ってないし暗証番号も知らないし
以下略
45
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◆gYscp9wNvQ
[saga]
2013/09/14(土) 06:24:11.32 ID:1FNBzH6K0
綾乃「分かったでしょ。私は犯人じゃないわ。変な言いがかりはよしてちょうだい」
綾乃「ほら歳納京子、そんな無茶苦茶な事を言う人なんかと一緒にいないで私の所に来なさい」
結衣「何言ってるんだ綾乃!京子、こっちに来るんだ!」
以下略
46
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◆gYscp9wNvQ
[saga]
2013/09/14(土) 06:24:38.76 ID:1FNBzH6K0
<第6章>
それからというもの、結衣と綾乃の関係は最悪になった。
廊下ですれ違えばにらみ合い、教室の中でも悪口の応酬。
以下略
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◆gYscp9wNvQ
[saga]
2013/09/14(土) 06:25:08.72 ID:1FNBzH6K0
そうこうしているうちに時は流れ、ある日の放課後のこと。
京子「結衣〜、もういい加減綾乃と仲直りしろよ」
結衣「できるわけないだろ!綾乃が放火魔だってことを証明しなくちゃいけないんだ」
以下略
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◆gYscp9wNvQ
[saga]
2013/09/14(土) 06:25:55.03 ID:1FNBzH6K0
後で聞いた話によると、プール掃除をしていた作業員がプールの底に沈んでいる綾乃を発見したらしい。
急いですくいあげたがもう手遅れだったようだ。
綾乃の体内からは睡眠薬を飲まされた痕跡が見つかり、さらに全身に重石がくくりつけられていた。
恐らく睡眠薬で眠らされたあと、全身に重石を付けられてプールに放り込まれたのだろう。
以下略
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