過去ログ - 京子「ごらく部が監視されている」【完全版】
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◆gYscp9wNvQ
[saga]
2013/09/14(土) 06:43:43.04 ID:1FNBzH6K0
向日葵「そこでさっきの船見先輩のお話です。あなたは櫻子の葬式があった日の翌日に生徒会室に仕掛けた
カメラを回収しに行ったと言った。そして池田先輩がいなくなったのも
櫻子の葬式の日の翌日。これが何を意味するか分かりますか?」
結衣「さあな。私はバカだから分からん」
以下略
84
:
◆gYscp9wNvQ
[saga]
2013/09/14(土) 06:44:12.81 ID:1FNBzH6K0
そういえば結衣はやたらと千歳の記憶の事を気にかけていた。千歳が退院した時も結衣は
千歳に記憶の事をしつこく聞いている。そして・・・
向日葵「少しづつ池田先輩の記憶が戻ってきていることを知った船見先輩は、
完全に記憶が戻る前に池田先輩を殺害することにしたんですの。
以下略
85
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◆gYscp9wNvQ
[saga]
2013/09/14(土) 06:44:42.89 ID:1FNBzH6K0
向日葵「池田先輩は記憶を取り戻したがっていました。こんな手紙をもらったら
何の疑いも持たずにすぐに公園に行ったでしょうね」
結衣「そんな、バカな・・・」
以下略
86
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◆gYscp9wNvQ
[saga]
2013/09/14(土) 06:45:10.95 ID:1FNBzH6K0
向日葵「船見先輩は池田先輩を殺害したあと、手紙を見つけて処分してこれで証拠は消えたと
思ったんでしょうが、実はまだもう1枚残ってたんですの。
それを船見先輩が立ち去った後でわたくしが回収したんですわ」
結衣「なんということだ・・・」
以下略
87
:
◆gYscp9wNvQ
[saga]
2013/09/14(土) 06:45:45.88 ID:1FNBzH6K0
長話をしていたので時間は刻一刻と過ぎていく。
窓の外にはきれいな夕焼けが広がっていた。
向日葵「ところで船見先輩、池田先輩殺害事件の他にもう1つ解けてない事件がありますわよ」
以下略
88
:
◆gYscp9wNvQ
[saga]
2013/09/14(土) 06:46:13.07 ID:1FNBzH6K0
向日葵「船見先輩、考え方が根本的に間違ってますわ。別に何かのトリックを使ったわけではありませんの」
結衣「で、でもっ、じゃあどうやって中に・・・?」
向日葵「一人だけいるじゃありませんか。カードも持っていて、暗証番号も知っていて、
以下略
89
:
◆gYscp9wNvQ
[saga]
2013/09/14(土) 06:46:41.93 ID:1FNBzH6K0
<第10章>
結衣「元気そうだって?これのどこが元気そうなんだよ?」
縛られたまま床に転がる結衣。そんな結衣を見下すように立っているあかり。
以下略
90
:
◆gYscp9wNvQ
[saga]
2013/09/14(土) 06:47:10.86 ID:1FNBzH6K0
外が次第に暗くなっていく。向日葵は今までの事件の全容を話し始めた。事件の動機、真相、真実。
それらがついに明かされる時が来たのだ。
向日葵「そもそもわたくし達生徒会役員がごらく部を盗撮したのは何故かお分かりになられますか?」
以下略
91
:
◆gYscp9wNvQ
[saga]
2013/09/14(土) 06:47:43.43 ID:1FNBzH6K0
あかりは話し続ける。
影が薄いだの存在感が無いだの言われて馬鹿にされてきたこと。
帰るときはもたもたしていると置いていかれてしまうので急いで帰る用意をしないといけないこと。
以下略
92
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◆gYscp9wNvQ
[saga]
2013/09/14(土) 06:48:15.07 ID:1FNBzH6K0
――――――――――
京子『じゃあ代わりにあかり割りやろうぜー』
ちなつ『あかり割り・・・って何ですか?』
以下略
93
:
◆gYscp9wNvQ
[saga]
2013/09/14(土) 06:48:43.06 ID:1FNBzH6K0
京子『よーし、じゃあまずは私からだ!』
京子は目隠しをすると、長い木の棒を持ってスタート位置に立つ。
ちなつ『あかり割り、スタート!』
以下略
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