過去ログ - 凛「私は――負けない」
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61: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/09/16(月) 21:43:43.57 ID:Csght9Kio
急遽仕事がブッキングされることはままあるし、自分もよくそれで友達に迷惑をかけている。

だから今回の未央のドタキャンについて怒ることはない。
寝坊も……まあ一つの可能性として頭の片隅にはあったので、これもあまり気にしない。

以下略



62: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/09/16(月) 21:47:41.31 ID:Csght9Kio
――でもせっかく渋谷へ来たんだし、楽器屋でベースの新しい弦を買いたいな。

 デビューシングルを出した際、ベースに興味が湧いた私を見て、プロデューサーがコンコードと云うベースを譲ってくれた。

 第三課の木村夏樹にその話をしたら目を丸くしていたっけ。
以下略



63: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/09/16(月) 21:49:30.66 ID:Csght9Kio

「……大丈夫ですか?」

凛はそれらを拾うと、転けた人を覗き込んで尋ねた。

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64: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/09/16(月) 21:51:37.54 ID:Csght9Kio


・・・・・・・・・・・・


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65: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/09/16(月) 21:54:25.20 ID:Csght9Kio
凛は茉莉花茶で喉を濡らしてから問う。

「あの……天海さんほどの人が、どこの馬の骨だか知れない人間とお茶しちゃって大丈夫なんですか?」

それを聞いた春香は目尻を下げながら、
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66: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/09/16(月) 21:57:34.49 ID:Csght9Kio
「そんな驚かないでくださいよ。CGプロさんの方々はそれなりに存じてますから」

「そうだったんですか……」

「……さすがに全員は無理ですけど」
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67: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/09/16(月) 21:59:12.03 ID:Csght9Kio
「あと、私のことは天海じゃなくて春香、って呼んでください」

「えっ、そ、それは」

動揺して反射的に視線を上げた凛に、春香はウインクして「その方が慣れてますから」と人差し指を立てながら言った。
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68: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/09/16(月) 22:03:28.55 ID:Csght9Kio
「でもごめんね、わざわざ眼鏡を貸してもらっちゃって。
 私、眼鏡かけないとすぐバレちゃうから、転んで眼鏡が壊れたとき正直ちょっと焦ったんだ」

春香は、凛が貸した眼鏡の縁を、くいくいと動かしながら感謝した。

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69: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/09/16(月) 22:05:54.94 ID:Csght9Kio
「私は髪型を変えて帽子を被れば眼鏡がなくてもまだなんとかなりますけど、
 春香さんくらいの髪の長さだと中々そういうわけにはいきませんよね」

「そうなんだよー。
 うーやっぱり髪の長い子って、それだけでも判別要素になるよね。
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70: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/09/16(月) 22:08:36.45 ID:Csght9Kio
「あーそれは、プロデューサーさん、
 ……あ、うちの赤羽根プロデューサーね――が凛ちゃんのバレンタインのSRを持ってるところを見たからだね」

「えっ、あれって市井には出ていないはずじゃ……」

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71: ◆SHIBURINzgLf[saga]
2013/09/16(月) 22:11:41.99 ID:Csght9Kio

その後、他愛のない話を色々お喋りして、短針がそろそろ真上を向こうかという頃。

二人のカップはほぼ同時に空となり、お茶会はこれにてお開き。

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